Journal
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ネアンデルタール 10回目の春です。
今年もネアンデルタール桜が咲き始めました。
創業10年目!の春です。 -
あらチャン! 55 吉田明広 写真展「RESILIENCE」
マネージャーの新屋です。スギ花粉ツラい。
元・同期のカメラマン吉田くんがヒカリエで写真展を開いている!
という報せを受けて出かけてきました。
吉田明広 写真展「RESILIENCE」
会期:2020年2月17日(月)- 2020年2月26日(水)
時間:11:00 – 20:00
場所:渋谷ヒカリエ8/CUBE
料金:入場無料
主催:1002inc.Resilience(レジリエンス)というのは、物質や物体の持つ「弾力性」や「復元力」のこと。外圧から跳ね返って回復する力。近年では環境学や社会学、心理学の分野でも使われることばだそうです。
今回の作品群は、ぶつかりあう水風船が力を吸収したり反発したりしながら元の形に戻ろうとする様を写していて、吉田くんがまだ駆け出しのころから撮り続けている手法。ブックにも前々から入っていてよく知っていたので、なぜいまこの作品で写真展を開こうと思ったのかな?と、少し不思議に思っていました。
「若いころはこれらをまとめ上げるテーマが見つけられなかったんだよね」とは本人談。「いま思うと、仕事で悩んだり、葛藤したり、作品を発表したくても出来なかったり、そういうストレスから生じた“心理的レジリエンス”が生んだ作品なのかなと気づいて。」
一念発起してギャラリーの予約を入れて、退路を絶って新作の撮影に臨んだそうです。追い込むって大事よね。わかる。ナイスレジリエンス。
アルミ板の弾性を利用した展示方法。ここにもレジリエンス。
作品はアクリルにプリントされています。断面から見える色がまたおもしろいです。
アートとしての写真の役割は、考えるきっかけを作ったり、問題提起をすること。というのが吉田くんの考え。日常的なものを見たこともないもののように撮りたい。と話していました。若いころ一緒に苦労してた仲間がこうして活躍しているのは本当に嬉しい!展示は明日で終わってしまいますが、アクセス便利な場所なのでタイミング合えばぜひお立ち寄りを!
吉田明広HP http://ak-yoshida.com/
写真展Site http://www.hikarie8.com/cube/2020/01/resilience.shtml -
湖池屋「スコーン」 リニューアルです。
こんにちは。マネージャーの新屋です。
湖池屋「スコーン」がパワーアップして本日リニューアル新発売!です。
早速新パッケージをお披露目致します〜。
以前よりお馴染みの大定番「やみつきバーベキュー」「とろけるクアトロチーズ」に加えて、大好評だった昨夏の限定フレーバー「禁断のシーフード」がめでたく定番ラインナップの仲間入りを果たしました。
ベースとなる生地も、フレーバーの素材も改良を重ねて、ますます「カリッと!ザクッと!やみつき!」なスコーンへと成長を遂げております。
昨年の2月に30年ぶりのフルリニューアルを行い、現代版にアップデートされたスコーン。
さらなるブランドの成長のために、2年目はどんなメッセージを届けていくべきだろうか?
湖池屋マーケティング部のみなさんと共に何度もミーティングを重ねて、たどり着いたのは「おいしさ」「こだわり」を伝えること、でした。スコーンはおいしさにとことんこだわる。
だから
フレーバーにこだわる。
素材にこだわる。
製法にこだわる。だからおいしい。
そんなこだわりのおいしさをパッケージデザインからも伝えるべくリニューアルに取り組みました。
本格素材のおいしさがダイレクトに感じられるシズル写真。ジューシーなお肉!とろけるチーズ!多彩な魚介!一切の妥協なし、とても時間をかけて撮影を行いました。達成感のあまりスタジオで祝杯をあげたほど・・・
そして背景の絶妙なグラデーションカラーから伝わる品質感。これも印刷が難しかった〜!並んだときのゴージャス感が最高であります。早く店頭で見たくてウズウズ。新スコーンは本日2月17日より全国のコンビニで販売開始です。スーパー等は来週24日から。おやつにおつまみにぜひどうぞ〜!
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あらチャン! 54 flowers
こんにちは。マネージャーの新屋です。
すてきな展覧会の情報を入手したのでご紹介したくー。
【奥山由之×edenworks Exhibition “flowers”】
2020年1月31日(金)-2月16日(日)10:00~21:00
@PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料写真家・奥山由之さんとフラワークリイエイター・篠崎恵美さんによる企画展です。
奥山由之さんといえば、ブックを見せにネアンデルタールへお越しくださったり、社員みんなで写真展を観に行ったり、ゲンさんがいつの間にか個展に出掛けていたりと、このブログでも度々ご紹介しているお方。
そして篠崎恵美さんは、Spiral Paper 145号の「Portrait in Hand」にご出演いただきました!
なんて気になる組み合わせ〜 📷🌹
あたらしくなったPARCOにもまだ行ったことがないので、この展覧会はぜったい足を運びたいと思います!
ちなみにわたくし出不精を煮詰めて固めたような人間なので、休日に身支度して家から出る、ということのハードルが超絶高いです。そうして逃してきた美術展や映画の数々、、、
そんなダメダメなわたしの共感があふれ過ぎるこの曲。きもちーくてずっと聴いてます。あと少し寝たら本気出す! -
あらチャン! 53 写真展「至近距離の宇宙」
良い仕事をするには良いインプットも大事ですね。
先日社員揃って東京都写真美術館へ行ってきました。
至近距離の宇宙
日本の新進作家 vol.16
2019.11.30(土)- 2020.1.26(日)将来性のある作家を発掘、支援する場として2002年より開催されている「日本の新進作家」。16回目となる今回はSpiral Paperの撮影でお世話になった井上佐由紀さんの作品も展示されているということで、みんなで鑑賞に出掛けました。
世界中のあらゆる風景がインターネット上に溢れている現代、実はごく身近にこそ、誰もみていないものがあるとはいえないだろうか?
はるか遠い世界に行くのではなく、身の回りに意識を向けて制作をする6名の作家の作品を通して、ささやかな気づきの楽しさを知る。
というのが今回のテーマ「至近距離の宇宙」です。
6者6様、バラエティに富んでとても楽しめました。井上さんは、ライフワークとして続けている生まれたばかりの新生児の瞳を撮影するシリーズ<私は初めてみた光を覚えていない>からの出展です。
まだ像を結ばない瞳の美しさに、大きな自然の力への畏れを感じるんだそう。(画像は展覧会HPより)
「写真」と訳を付けると限定的な意味に感じられるけれど、Photographの本来的な語源は「光(photo)を描く(graph)」である、という相川勝さんの作品解説文が個人的にとても印象に残っています。
そう考えると、今回の6作家はコンセプトも手法も全然異なっているけど、中にはカメラを使っていない作品もあるけど、でも全てがPhotograph。生まれたばかりの赤ちゃんが生きるために焦点を必死に合わせようとする、その行為もまたPhotographと言えるのかも。
会のコンセプトにもあったように、いまは作品も画像データとして手軽に見れてしまうけど(それはそれで役割があると思います)、実際の展示を見に行くと、例えば展示の方法だとか、どんな大きさでプリントするのか、どんな照明を当てるのか、作家がそこに込めたもの、情報量が全っ然違うんですよね。年のはじめに良い機会をいただきました。
展覧会は今月26日まで開催中です。ぜひお運びください〜。