SPIRAL PAPER 148

デザイナーの馬場です。
この度、SpiralPaper No.148が発行になりました!

今号はフィンランドを代表する現代美術作家、マリタ・リウリアさん特集号になっています。

2019.1.5〜1.17までSPIRALにて

マリタ・リウリアさんの個展「Golden Age」が開催されます。

それに合わせてGoldをモチーフにした作品が表紙になっています。

画像だとわからないのですが、SPロゴは特色金、

スミの部分は本人が作品に使用している溶岩の塗料を感じるマットメディウムインクを使用しています。

手元での印象が上品な一冊になっています。

続いて「ポートレイトインハンド」は
ジュエリーデザイナー 金子澄恵さんを特集しています。

糸のように細い鎖をかぎ針で編み、

それをさらにチェーンに編み込んだ繊細なジュエリー、

自然からのインスピレーションをモチーフのジュエリーなど

1点1点を紡ぐように手仕事で丁寧に創り上げていく

金子さんの手を井上佐由紀さんに撮影して頂きました。

今回はポートレイトインハンド初のフィルムで撮影しています。

柔らかい自然光の中、影の青み、肌の赤みのバランスが美しい一枚。

トリミングもしていません。

現像されたカットを見て、瞬間的にコレだ!と思いました。

現在、鎌倉の海が近いアトリエで趣味のサーフィンをしながら生活している金子さん。

とっても素敵な方でした。

ジュエリーを編む手の動きが本当に綺麗でした。

そして今号の「暮らしのノート」は

詩人・作家の平出隆さんの日用品「シルバーのペン」のおはなし。

自身の作品から、サインを求めらたときでも使用してるシルバーのペンを中心に

「あらゆるものの最終系」を求める平出さんにインタビューしています。

イラストは今号も大塚いちおさんにお願いしています。

実際に平出さんが使用しているペンを描いて頂いています。

シルバーのペンで描かれたキツネがどこか冬らしい1枚です。

今号も盛りだくさんな一冊になりました。
SpiralPaper148号はSPIRALにて無料配布しています。
是非、青山にお越しの際はお手にとってみてください!

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STAFF
CD : 石井 原(ネアンデルタール)
Editor : スパイラル プレス
P : 井上 佐由紀
I : 大塚 いちお
AD : 馬場 敏典(STONE)
Pr : 新屋 純子(STONE)