• あらチャン! 29 備える。

    こんにちは。マネージャーの新屋です。
    このところ湿度が高くてしんどかった・・・からっとした秋晴れ早くこーい。
     
     
    先日9月1日は防災の日でしたね。
    今年も地震や台風、豪雨など自然災害のニュースを耳にすることが多く
    決して対岸の火事ではないなと考えさせられます。
    被害にあわれたみなさまへ謹んでお見舞い申し上げます。
     
    ちょうどネアンデルタールでも先日ふと、
    「そういえば非常食の賞味期限ってまだ大丈夫だっけ?」という話になりました。
    急いで点検。やはりうっかり期限切れ。危ないあぶない。
    総入れ替えしました。
     
    今回初めて知って「これはよく出来てるなー!」と思ったのがこちら。
    set_st1
    <1人1日3食分>の食料が小さなボックスにひとまとめにセットされたものです。
    中身はこんな感じ。
    (画像はネットから拝借しました。)
    94241149
    これ、備えるときや配るときのことをとてもよく考えられてるなと思ったんです。
    例えば支援物資として届いたとき。何人分、何日分あるんだろうか?ということがすぐにわかる。配るときも、箱ごとポンと1回で終われる。当然全て手で開けられるし、温めるための熱源もセットされていて、食器も要らないように出来ている。
    使われるシーンをしっかり想像してものづくりをすること。
    当たり前のようだけど、本当に大切なことですね。デザインも然り!
     
    ちなみに。以前のものを処分する前にちょっと味見したところ、味もおいしかったです。お肉ゴロゴロ入ってました。3食のメニューはおかゆとおかず、スープ、ビーフカレー、ポテトサラダ、炊き込みご飯におみそ汁などなど。
    カンパンに氷砂糖、なんて時代はどこへやら。今は保存食のスイーツ(おもちとかガムとか)なんてのもあるんですね。
     
    使う日が訪れないのが一番。でも備えあれば憂いなし。
    DO THE WILD THING.だけど意外とちゃんとしてるんだぜネアンデルタール(えっへん)
    ・・・しかし自宅は完全に丸腰です。考えねば!

  • こんな展示がやっておりますよ、というお話。

    こんにちは!
    デザイナーの松野下です!
    先日、代官山を歩いていると、
    何やら面白そうな展示がやっておりました。
    「MATERIA」
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    株式会社SIXのアートディレクター・デザイナーの矢後直規さんの展示で御座いました。
    天然無加工の石に文字をプリントしたプロダクトシリーズとのこと。
    (参考:http://www.tokyoartbeat.com/event/2016/A831
    早速、中へ入ってみると、、
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    かわいい作品の数々。
    ぐっときます。
    とてもキャッチーで、ほっこりする作品で御座いますね。
    中でも僕のお気に入りは、こちら、、
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    「DOORSTOP」と書いてありますね。
    相当重めなドアまでいけそうですね。
    こちらの展示、9月14日(水)までやられているようですので、
    お時間ある方は是非!
    実際に見るとかなりカワイイです。
     
    松野下

  • シング・ストリート、最高です。

    おはようございます。
    デザイナーの馬場です。
    まだまだ暑いが続きますね。
    僕は夏が苦手です。
    秋が好きです。
    でも近年は夏は長くなり、冬がすぐ始まり、
    どんどん秋の季節が短くなっているような気がします。
    今日は最近観ました映画をご紹介します。
    「シング・ストリート」
    舞台は80年代、大不況下のアイルランド ダブリン。
    14歳のコナーは父親の失業をきっかけに公立の荒れた学校に転校させられ、
    家庭内は絶えない両親の喧嘩で崩壊寸前で人生のどん底を迎えます。
    唯一の楽しみは音楽ヲタクの兄と一緒に憧れの隣国、
    ロンドンのミュージックビデオを見る事。
    そんなある日
    コナーは街で大人な雰囲気をまとうラフィナに一目惚れ。
    思わず、一つの嘘をつきます。
    「僕のバンドのPVに出ない?」
    このひと言から
    バンド結成、音楽作りに没頭する日々が始まるのです。
    というあらすじ。
     
     

     
    前作の「はじまりのうた」という作品もそうなのですが
    音楽を題材にすることが多いジョン・カーニー監督。
    監督本人もダブリン出身の元バンドマン、
    今作は自伝的要素が大きいようです。
    キャストもアイルランドでオーディション。
    こだわってます。
    そして絶妙です。
    テンポよし、話しよし、なにより音楽最高。
    キャラクターが抱える問題は決して軽くはないのにとても観やすく。
    コナーが紡いだ詩が1つの曲になっていく繊細で美しい流れは本当に最高です。
    シンプルなメッセージがしっかり刺さり、観ていて気持ちが良い青春映画でした。
    作詞のコナー
    作曲の楽器マニア エイモンとのやりとりは
    暖かく、若く、羨ましく、美しく、勇気をもらいました。
    80年代の音楽を勉強してからもう一度観たいです!
    思わずサントラを速攻で買ってしまいました。
    今年観た映画で一番好きです!
    お時間がある方は是非!!
    ちなみにお気に入りの曲はこちら

    馬場

  • あらチャン! 28 皆川 聡さん

    こんにちは。マネージャーの新屋です。
    厳しい残暑に台風と、なんだか気候が大変。みなさまご自愛下さい。
     
    さて
    とある夏の日のこと。
    フォトグラファーの皆川 聡さん(みなかわ・さとし)がご来社下さいました。
     
    はじめまして!
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    (テーブル越しにお写真撮るとどなたも似たような撮り方になってしまうので「お好きな場所選んで下さい!」とお願いしたところ壁の隅っこへと・・・ここどこかしら感 出てます。)
     
    広告写真の分野でも長くご活躍されている方なのでもちろんお名前と作品は存じ上げていましたが、意外にもゲンさんとは初対面でした。同世代のふたり。
     
    皆川さんはアメリカの学校で写真を学び、卒業後は帰国して作品を撮ったりしながら、ファッション>カルチャー>音楽系>広告 と徐々にキャリアを積んでいかれたそうです。
    その後2005年に渡英。約6年間イギリスを拠点に活動されていました。
    イギリスへ渡ってまず気付かされたのは、”スタイルはひとつ” なのだということ。海外では、フォトグラファー一人ひとりのキャラクターがはっきりと確立されていたのだそうです。満遍なくなんでも撮ります、ではないのだと。
    そこで皆川さんがフォーカスしたのは “動き” !
    あっ、確かに、皆川さんはスポーツのイメージ強いです。 
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    ちょうど2012年ロンドン五輪の時期とも重なり、オリンピック関連の撮影もたくさんあったとおっしゃっていました。
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    新屋個人の皆川さんファーストコンタクトはこちらのベンツA-Class ↓
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    当時 某国産車の撮影を担当してまして、ADから「このベンツ撮った人に撮影お願いしたい!」と熱烈ラブコールを受けたのですが、在ロンドンの皆川さんと帰国スケジュールが合わず・・・涙を飲んだ若き日のおもひでです。
    だからわたしの中では皆川さん=車、のイメージも強いのでした。
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    (これは合わせ技的な。)
     
     
    「カッコよく撮れるのはもう間違いないから、『うわ、そういうの苦手なんです!』っていうようなもの撮ってみてほしいなあ。苦手なジャンルとかない?(笑)」
    とはゲンさんの談。
    「オシャレじゃないおじさんとか撮ってもらったら面白いかも!皆川さんの新しい面を引き出してみたい。」
    なんて話しておりました。
     
    皆川 聡さん HP : http://satoshiminakawa.com/
     
    皆川さん、暑い中ご来社ありがとうございました。
    次はぜひ撮影で!

  • お宝発見、というお話。

    こんにちは!
    デザイナーの松野下です!
    先日、代々木公園で行われていた
    カリブ・中南米フェスティバルへ行ってまいりました!
    会場に出ている出店の中で
    男なら誰でも憧れる?あのお宝を発見致しました!!!
    それがこちら、、、、、、
    ZIPPO!!!!!
    IMG_0436_c
    それも、ただのZIPPOでは御座いません!!
    そうです!
    ベトナムZIPPOで御座います!!!
    【ベトナムZIPPO】
    ベトナム戦争時(1960年〜1975年)赴任先のベトナム戦火において
    アメリカ兵が祖国を離れ、辛い日々の中、
    心の拠り所として愛用していたのが
    「ベトナムZIPPO」の由来と言われています。
    兵士達にとってZIPPOは単なるライターとしてではなく
    ミラーにしたり、暖をとるカイロにしたり、
    日常生活の道具であると同時に、自分のオリジナルティを
    表現するための身分証明書であったりしたといわれています。
    当時のアメリカ軍のベースともなっていたベトナム南部
    サイゴン(現在のホーチミン市)には器用なベトナム人が
    簡単な機械でアメリカ兵士の待ち込んだ無地のZippoを
    好きなデザインで加工してくれる出店があり、
    そんな小さなマーケットでベトナムZippoはベトナム人の手作りにより
    一点一点作られアメリカ兵士に愛用されていました。
    (参考:http://www.zippo-ya.com/report/2007_vietnum/
    (この日のものは本物かどうか怪しいものが多々御座いますが、、、。)
    ZIPPO一つ一つに兵士の想いが詰まっていて、
    ベトナム戦争という歴史的背景の中、
    兵士にとっての心の拠り所として存在していたと思うと、
    なかなか重みと価値あるものですね。
    カッコいいですね。
    自己の表現という一面は持ちつつも、
    この場合のデザインというのはどちらかというと
    「伝える」というよりは「自分のため」のデザインですね。
    それもなんかカッコいいですね。
    No War—-!!!!!
    松野下