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SPIRAL PAPER142 PARTY!!
こんにちは。
デザイナーの金澤です。
本日、spiralpaper142号が刊行されました。
今回の特集タイトルは、PARTY ! !
1996年に刊行されたspiralpaper56号以来、
20年ぶりにスパイラル館内にある飲食店をピックアップしていて
個性的なシェフたちが“色”をテーマに冬のおもてなし料理をご紹介してくれています。
今回撮影してくださったのは、140号、141号でもお世話になりました池田晶紀さん。
シェフのアートなお料理と、池田さんのコラボでとても良い写真が撮れました!
(続きは手に取って見てみてください!)
uncle hatの依田シェフにソースでパレットを表現していただいたのですが、
これもまた最高にアーティステック!
特集内でご紹介されているお料理たちは、スパイラルの各店舗にて実際に食べることができます。
(※パレットのソースは食べれません)
特集の最後のページにはレシピが載っているので
ホームパーティーで振舞ってみたり、ご自身が作ったものとシェフが作ったものと比べてみたりと、
楽しみかたいろいろ!
目で楽しみ、舌で味わい、五感フル活用で楽しんでみてください〜!
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そして、今回の大塚いちおさんのイラストはこちらになります!
モチーフになっているのは
ステーショナリーブランド「le typographe」のオーナー、セドリックショヴロさんの
ボウルと猫のミミンヌ。かわいい。。
spiralpaper142号は今日からspiralに置いています!
お立ち寄りの際に、ぜひ見てみてください。
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SPIRAL PAPER vol.142 STAFF
CD : 石井 原
P : 池田 晶紀
I : 大塚 いちお
AD : 金澤 繭子 / 馬場 敏典
Pr : 新屋 純子 -
本物を見て参りましたよ、というお話。
こんにちは!
デザイナーの松野下です!
以前にブログで紹介させて頂いた「小畑多丘さん」。
石見先輩より「丁度、展示をやっている」という情報を頂き、
しかも、その場所が、、
なんとっっ、、北浦和っっ!!!
皆さんご存知の通り、北浦和といえば、
「松野下の青春が全て詰まっている街」と言っても
過言ではないほどのド地元ですね!!
ということで行って参りました
北浦和公園にある埼玉県立近代美術館!!!!
今回の展示は、「ニュー・ヴィジョン・サイタマ」!!
活躍中の埼玉県ゆかりのアーティストに焦点をあて、
今日の美術動向をリサーチすることを目的に継続してきた展覧会。
とのこと。
(参考:http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=334)
展示者を見てみると、、
なんと、全員が1980年代生まれ!!
自分と同世代の人の作品や活躍は、とても良い刺激を受けますよね!!
写真を撮れる作品と、撮れない作品があったので、
少ししかありませんが、、
二藤建人《私の愛は私の重さである 森の家族》
二藤健人《pillow talk》
こちらの作品。
中へ入ると布団の中で、爆弾と添い寝が出来るのです。
しかも音が出ていて、不定期に揺れるという、、、
絶対に爆発しないとわかっていても、、、
めちゃくちゃ、ぞくぞくしました、、、。
中園孔二《無題》2012年(個人蔵)ⓒ Koji Nakazono , Courtesy of Tomio Koyama Gallery
3、4レイヤーが重なって1レイヤーで表現されている画で御座います。
写真だと若干わかりづらいのですが、
見方によって、自分の目に映るレイヤーが違って、
見れば見る程、面白い作品で御座いました。
そして、、、
今回一番の目的であります、、、
ご存知こちら!!!!
ジャーーーーーーーン!!!
小畑多丘《B-BOY Down jacket NANAME》
ジャジャーーーーーーーン!!!
ジョーーーーーーーン!!!
ジョジョーーーーーーーン!!!
バイーーーーーーーーーーーーーーン!!!
かっこいいいーーーーーーーっですねーーーー!!!!
持って帰りたいーーーーっですねーーーー!!!!
そらもう、迫力激やばで御座いました!!!!
実際に本物を見ると、意外とでかいっっ!!!!
2m 程ありましたっ!!
白い部屋で向き合って対峙する演出により、
程よい緊張感があり、
完全に「空間」が作られておりました。
あぁ、ほしいぃ。。。
いつかこの彫刻を飾れるくらい大きな家を買ったら、
購入したいですね、、、。
いつか、、、。
松野下 -
ANA MEXICO CITY「情熱に、翼を。」
プロデュース部 新屋です。
昨年に引き続き、2016年もANA国際線のプロモーションを担当させていただきました!
まずはCMからご紹介させて下さい。
2017年2月より、成田=メキシコシティの直行便が就航します。
“メキシコ” と聞いて浮かぶものといえば。テキーラ、サボテン、ドンタコス、カンクン、、、? 正直わたしもよく知りませんでした。
ところが、実はいま、企業の海外進出が最も盛んな場所のひとつがメキシコなんだとか!自動車産業を中心に、日本からも多くのビジネスマンが渡航しているそうです。
とは言え、アメリカやヨーロッパに赴任するのとは、ちょっとわけが違いますよね。ただでさえとても遠いし、情報量もまだ少なそう。
ワクワクと、挑戦心と、そして不安とを携えて新たな土地へ踏み出すビジネスマンにとって、日本のキャリアが毎日直行便を運航してくれる!というのはどんなに心強くて安心することか。
そのニュースを、主人公であるビジネスマンの姿を通して描きました。
赴任直後のドキドキから・・・
少しずつ現地の文化に触れてゆく中で・・・
ここで頑張っていくんだ!という決意を固めてゆく・・・
「情熱に、翼を。」静かでとても強いコピー。大好きです。昨年に続いて 斉藤賢司さん。
主人公の内面の変化を完璧に表現して下さったのは 俳優・満島真之介さん。
そして監督は 山田智和さん。29歳!若い!まるで映画のように美しくて説得力のある映像に仕上げて下さいました。
福島節さんプロデュースの音楽がまた素晴らしく。「仮当ての音楽が既にいい感じなんだけど、ちょっとサルサソースが足りないんだよね。」というゲンさんのオーダーを見事に打ち返して下さいました!心の機微と音楽の盛り上がりのリンクがたまらないです。
続いてグラフィックもご紹介しますね。
これぞメキシコ!という色彩感の街並みとダンサー。
サボテンのカット、すごくないですか!?合成でもセットでもなく、本当にこんなふうにサボテンが生えているんです。こんな景色見たことない・・・しかもこの空の色。日本の空とはまったく違う青。「これはちゃんと現地に行かないとわからなかったことだよね。標高が高いからすごく空が近い感じがして、そういうのが関係あるのかなあ。」とはゲンさんの弁。
写真は 新津保建秀さんにお願いしました。
新津保さんの他の作品をご存知の方は、もしかしたら「ちょっと意外だな」と思われたかもしれません。(実はわたしも)
意外、なんだけど、でもそこに感じる紛れもない新津保さんのトーン。なんだろう、ちゃんと表現出来る言葉がまだ見つからなくて口惜しい。
グラフィックはこれから駅の看板や車内広告等でどどんと展開されていきます。
寒くて薄暗くてどうも鬱々としがちなこの季節。そんな気分も吹き飛ばすような、最高に気持ちのいいグラフィックです!ぜひご覧下さい!
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STAFF
企画制作:ANA+ネアンデルタール+ホンシツ+東北新社
TV-CM
CD/AD:石井 原(ネアンデルタール)
CW:斉藤 賢司(ホンシツ)
Pr:溝渕 浩司・麻生 峻司(東北新社)・新屋 純子(STONE)
PM:大野 真司(東北新社)
Dir:山田 智和(caviar)
DoP:Guillermo Garza
St:北澤 momo 寿志(band)
HM:Yuriko Bondies
Pr(MEX):Motoki Tomatsu(Mt.MELVIL)
CG:土屋 真治・西沢 竜太(十十)
Offline Ed:小林 真理(メガネフィルム)
Online Ed:田端 俊朗(オムニバスジャパン)
Music:福島 節(Ongakushitsu)
SE/MA:井筒 康仁
Cas:ナイスホームラン
Cast:満島 真之介
Graphic
CD/AD:石井 原(ネアンデルタール)
CW:斉藤 賢司(ホンシツ)
P:新津保 建秀
Retouch:中川 博之(ライジン)
D:大岩 弘茂・松野下 亮(STONE)
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おっす!永井博さん 41
こんにちは。
デザイナーの金澤です。
本日は金澤の好きなイラストレーター、
永井博さんについて書きたいと思います。
永井博さんといえば、まず大瀧詠一さんのジャケット。
A LONG VACATIONが発売されてから36年が経った今も
まったく色褪せない素晴らしいグラフィック。
見れば見るほど惹き込まれてしまいますよね。
80年代ブームも今来ているので、
若い人たちにも刺さりやすいのではないでしょうか。。
他にも
ネットから拝借しましたが、
永井さんの後ろにある作品たち、、
どれもほしい、、とてもかっこいい、、
今年の5月にSPIRALのcayで展示をしていたのですが、
見逃してしまったのがつらい。
先日cayに行ったら入り口に永井さんのイラストが飾られていたので
それだけ拝んできました。。
次展示があったら絶対に逃さない。ぞ。 -
有田焼
こんにちは!デザイナーの島影です。
最近は一段と寒さが厳しく、昨日はまさかの雪!
世界は温暖化やないの?
でも、一説によると地球が氷河期に突入するという噂も…
ともあれ、皆様体調にはお気をつけください!
さてさて、
先日、新宿をぶらーっとしていたら、
伊勢丹のショーウインドーにこんなものが!
(クリックでズーム)
隈研吾!ビートたけし!…なんだこの豪華なメンツ!!
と同時に、
有田焼ってこんなにモダンなの!?カッケー!!!!!!!!
と一人で大興奮!
今年2016年は有田焼創業400年の節目の年。
有田焼の魅力を世界に発信するプロジェクト「ARITA 400project」と、
伊勢丹新宿店が期間限定でコラボしておりました!
店内いたるところでのディスプレイ演出や、
いろいろなショップとタイアップしたりと有田焼づくし!
こちらは佐藤可士和さんデザインの重箱。
シンプルかつモダンで器の魅力を引き出してる!
これ何に見えますか?
実はこれは醤油差し!
他にもこんなにも繊細で美しいものばかり!
造形やデザインの幅がとても広く、どれもこれもが魅力的!
器の質感もそれぞれとても上品で、いつまでも愛でていたくなります。
あれ?有田焼ってもっと絵付けが特徴的なイメージじゃなかったっけ?…
実は、近年の3Dなどの技術が向上するにつれて、
人の手だけでは実現不可能に近かった形のものができるようになったそう。
日本の近代の技術力と昔からの伝統技術の融合で、
このような伝統が飛躍的に進化しているのです!
こちらの展示は終わってしまっていますが、
現在、銀座のG8では有田焼の磁器展「藍色カップ」が行なわれているようです!
こちらは有田焼の絵付けの楽しさを味わえそうで、
今度行ってみたいと思います!
皆様もこの400年の節目に、
日本の伝統のすばらしさを再認識されてはいかがでしょうか。