• 奥山由之写真展 As the Call, So the Echo


    おはようございます。
    デザイナーの馬場です。
     
     
    本日、
    奥山由之さんの写真展
    As the Call, So the Echo
    に社長・社員みんなで行って来ました。

     
     
     
    As the Call, So the Echo
    呼びかけたから、こだまが返ってきたんだ
     
     
     
    僕自身、奥山さんの写真展を観るのは
    BACON ICE CREAM @渋谷PARCO MUSEUM(2016)
    君の住む街 @表参道ヒルズ スペース オアー(2017)
    を含めて3回目でした。
     
     
     
    今回は
    ある村で暮らす
    奥山さんの友人とその家族、
    その周りの人々の日常を撮りためた写真展。
     
     
     
    素敵でした。
    そして不思議でした。
     
     
     
    日常を切り取っている自然な写真。
    というように見えて
    日常を切り取っているその瞬間以上に
    人がそこにいる、布が擦れる、水道の音がする
    草木がそこに生えている、土の匂いがする
    そこに時間が流れている、凝縮された見えない何かある。
     
      
     
     
    そんな不思議な感覚になりました。
     
     
     
     
     
    僕が一番好きな写真は
    ベビーカーを追いかける母の写真と
    老夫婦の後ろ姿の写真でした。
    ※1枚じゃないんかい。
    写真集も楽しみです。
    BOOKサイズになった時にはまた違う印象を受ける気がします。
    見る人によってお気に入りも違うと思いますし、
    感じるストーリーや気配も違うと思います。
    一度、探しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
    おすすめです。
     
    展示詳細
     
    ちなみに
    最近、作業中にもよく聴く
    never hong beach-SURELYのMVも奥山さんが監督をしています。

    小道具なんかに同世代感(特にNintendo64。しかもコントローラが5つあるという茶目っ気)があり、かなり好きです。
     
     
    馬場

  • あらチャン! 41 三沢厚彦展

    こんにちは。マネージャーの新屋です。
    このあいだふと気付いたんですが、
    いま使ってるリュックもお財布も定期入れもキーケースも全部メンズのでした。
    悲しいかな、おじさん化が止まらない。
     
     

    今日は会期ギリギリ滑り込み!で松濤美術館へ。
    「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」を観に行ってきました。

    (公式サイトより)
    アートに疎いわたしでも存じ上げていました三沢さん。
    是非一度作品を観てみたいなあと思っていたのです。
     
    入口に入ってすぐ目の前!に大きなクマがお出迎え。
    そして振り返ればホワイトタイガー。


    なんの形もないところから、こうして一刀一刀彫り出されていくんですね。
    すごいな・・・
     
    会場内には一切の仕切りや囲いがありませんでした。
    息のかかるような距離で、じっくりじっくり観察。
    (美術を「観察」というのはちょっと?ですが、動物なので、つい。)
    あ、物陰にネコ隠れてる。
    あ、あんなとこにカエル乗ってる。
    アニマルたち、あれは夜中になったら動き回っているに違いないです。
     
    そして今回は、彼らの創造主である三沢さんも館の主人として館内に居場所を構え、その場で制作を行うという試みも。
    制作途中のAnimalsも観られるのです。
    木材や画材もゴロゴロ床に転がしてあって、
    はー、こんな風に彫ったり描いたり塗ったり・・・
    ・・・て、え!?んっ??
     
    あれは、メッツコーーーーーラ!!!!!
     
    三沢さんの制作現場に。メッツコーラ。居ましたヤツが。
    誰にも共有出来ずに独り興奮。そわそわ。
    はあびっくりしたー。
     
    展示の一角に、三沢さんの書いたメモがぺたぺたと貼られていました。
    思い付いたことをメモしたのかな?というようなものや、テレビを見て気になった一節などなど、、、実際に三沢さんのアトリエにそうして貼られているのかもしれません。
     
    『制作の努力の前に、想像の努力を!』
     
    なんだか感じるものがあって、何度も何度も読み返しました。
     

    松濤美術館へは初めて訪れました。建物もとても特徴的で面白いですね!
    渋谷の駅からは少し距離がありますが、途中には雰囲気が良くておいしそうなお店がいっぱいありましたよー。
    おさんぽコースにおすすめです。

  • 街乗り仕様にしたらしいですよ、というお話。

    こんにちは!
    デザイナーの松野下です!
    以前に少しブログで書いておりました
    チャリンコ改造計画。
    以前の状態がこちら↓

    そして、今回カスタムして
    良い感じになった、
    New松野下号がこれダーーーー!
    ジャジャーン




    以前の”猪突猛進前のめりレース仕様”から
    ”街乗りすいすいゆったりツーリング仕様”に大変身です。
    何といいますか、
    クラシカルになりましたね。
    スポーティ → クラシカルですね。
    良いと思います。
    レザーのサドルが良い感じですよね?
    それもそのはず、サドルは天下のBROOKSさんです。
    このお高いサドル、、、。
    実は何と、社長からの頂き物!!!!
    あっざーーす!!

    確かに、
    入社したときから本棚の上に置きっ放しに
    なっていたようないないような。
    お陰様でめちゃくちゃ良い感じに。
    あっざっっす!!
    社長曰く、
    「俺はもっとフワッフワのサドルが良いからいらない」
    とのこと。
    あっざっっす!!
    自転車で一日ぷらぷら遊ぶと、
    かなり充実した休日になることが発覚したので、
    いつかツーリングルートを紹介したいと思います。
      
     
    松野下

  • ZINEコレクション

    デザイナーの大岩です。
    最近、家の近くに様々なZINEを取り扱うお店を発見して以来、
    気になったZINEをコツコツ集めています。
    ZINE専門のお店じゃなくても、
    アーティストやイラストレーターさんの個展の会場だったり、
    本屋さんだったり、洋服屋さんだったり、
    東京にはZINEに出会う場所が本当にたくさんありますね。

    上の写真一番右の物はジャーナルスタンダードで買った、
    昔の「VANS」のステッカーばかりを集めたZINE。

    100点ぐらいは載ってます。

    80、90年代のPOPなデザイン。味がありますね〜。
    ↓こんな感じで本物のステッカーも入ってたりして、テンション上がります!

    先日開催された、TOKYO ART BOOK FAIRにも
    国内外のたくさんのZINEがありました。
    入場規制がかかるほどの大混雑の中、僕は終了間際ギリギリに入場。
    時間もなく、残念ながらゆっくりZINEを見ることはできませんでしたが、
    代わりにこの↓ナイスなステッカーをゲット。(またステッカーですが。。笑)

    裏にもガイコツ。アメリカのアーティストの作品のようです。
    割と買いやすい値段のものも多く
    いい意味で軽いノリで作られているようなものも多かったりして楽しいZINEの世界。
    これからどんどんコレクションが増えていきそうです。
    (ステッカーも。)
    面白いものがあったら、またこちらで紹介させていただきます!

  • 台風がくると観たくなる映画

    おはようございます。
    デザイナーの馬場です。
    すっかり寒くなりましたが、
    晴れた日の太陽がとても気持ちの良い季節ですね。
    僕は秋が一番好きです。
    秋らしい気温は毎年減っているような気がしますが。。。。
    そしてこんな季節にまたあいつがやってきます。
    台風!
    22号!!
    ちょっとまえに
    21号きたばっかじゃないですか!
    スパンが!!
    短い!!
    スパンが!!
    とても
    短い!!!
    家でじっとしがちな台風の日。
    そんな日にオススメな映画をご紹介します。
    ※夏の映画なんですが。。。。

    「海よりもまだ深く」
    是枝裕和監督作品
    台風の夜に、偶然ひとつ屋根の下に集まった元家族。
    団地を舞台に、
    売れない小説家の主人公と、
    団地に一人住まいのその母親、別れた元妻とその息子。
    こんなはずじゃなかったと今を生きる家族を描いた物語。
     
     
     
     
    離婚して子どもの養育費もギャンブルに使い込んでしまう
    15年前に賞をとったきり以来、売れない小説家の主人公。
    ダメ男、ダメ大人ですが、家族を大事にしているんです。
    ただ、いろいろ噛み合っていないだけで、家族を思っているんです。
     
     
     
    俺、こんなはずじゃなかったんだけどな。
     
     
     
    そんなことをみんな少なからず感じることがあるような気がします。
    ありながら今を生きているような気がします。
    小学生の僕が今の僕を見たらなんて声をかけるのかな。
    そんな事を考える映画です。
     
     
     
    「お前、太ったな。」
    僕の場合は完全にこれですね。
     
     
     
    卒業アルバムに書いた将来の夢は
    大工さんだった気がします。
    理由はみんなが書いてたからでした。。。ダサい。
    当時からダサいぞ馬場少年。。。
    本当は「絵を描く人」「総理大臣」
    とか書きたかった思い出があります。
     
     
     
    是枝監督の描く家族は
    自分と全然違う境遇でも
    思わず自分事にしてしまう作品ばかり。
    実在感がすごいです。
    人間は弱くても良いのだ!と教えてくれます。
    本当に生活を切り取るが抜群にうまいと思います。
    特に派手なシーンなんて一つもないのに
    淡々と進んでいくのに
    暖かく、最高の時間を過ごせる映画です。
    週末にいかがでしょうか?
    オススメです。
    馬場