Journal

デザイナーの石見です。
オペラシティ アートギャラリーで開催されていた
「さわ ひらき　Under the Box, Beyond the Bounds」展に行ってきました。

実は映像系の展覧会はあまり得意でなかったりします…
途中で眠くなったり、長い映像を見続けるのに飽きてしまうからです。
子供みたいな理由ですね。笑
しかし。
こちらは全く退屈する事なく静かな作品世界に引き込まれました。
特に記憶に残った2作品。
『Lenticular』
平面と吊るされたドーム状のスクリーン、2つの映像によるインスタレーション。
平面のスクリーンは天文家 ロバート・ロウの語りが投影され、
ドーム型スクリーンにはそれに呼応した宇宙的イメージが流れていきます。
ドームは下から見上げると360度投影される映像を鑑賞出来ます。
その映像の美しさ…！
首の疲れも忘れて見入ります。
『Envelope』
鏡と映像を使ったインスタレーション。
スクリーンと向かい合うように鏡が設置してあり、
鏡越しに作品を見ていると映像内にも鏡越しの画や合わせ鏡が出てきたりして、
どこに実体があるんだろう？と混乱してきます。
基本はモノトーンの空間に女性とろうそくといった静かな世界なのに、
途中で万華鏡のような映像が挟まって色彩の鮮やかさにハッとさせられることも。
どの作品も、きっとコンセプトはあるのでしょうが、
それを気にせずともぼーっと眺めているだけで心地よい映像体験でした。
恥ずかしながら展覧会へ行くまでさわ ひらきさんのお名前は知らなかったのですが、
これからチェックしようと思います！

藤大路です
今回のボンジュールな方は、ADKの戒田 好範さん
キリンフリーでご一緒させてもらっています
名刺交換したのはもう5年ほど前
が、戒田さんの魅力に気づたのはわりと最近
言わずもがな・書くのもはばかられるほど
お仕事ぶりはもうガッツリしっかり◎なのですが
打ち合わせ中はさまれる数々の発言に
ほんとーに笑ってしまいます
打ち合わせでいつも隣に座るオカキンさんこと岡本欣也さんに
「ほんっと適当だな～」と突っ込まれていること多々あり、つーか毎回いわれてますよね！？
真面目な話の口調からそのまま
淡々と面白おかしい発言に移行してるので
あれ、戒田さん　いまなんかおかしいこと言わなかった？
↓
wwwwww
がいつものパターン
盗みたいわあその話術
クリエイティブの人って画とか音とかの連想からの
おもしろ発想が得意だと思うのですが
戒田さんの場合は理論からくるおもしろ発想なのではないかと推察
なんつってー
戒田さん、今後もお仕事の方はもちろんのこと
笑いの提供もどうぞよろしくお願いいたします


オマケ
「写真撮らせてください」と言っていちばん最初にしてくれた顔

デザイナーの大岩です。
だいぶ温かくなってきましたね。
桜ももう咲き始めています。

温かくなって来たので久しぶりに自転車通勤を再開。
しばらく見ないうちに今までボコボコだった山手通りが
すっかり奇麗に整備されていてすごく走りやすくなってました。
密かに楽しんでいた深夜のダウンヒル気分はもう味わえません。
温かくなると、ついアクティブな気分になってしまいますが、
この時期にぎっくり腰になる人が多いそうですので要注意です。
自分も過去2回ほどもこの時期にやらかしてしまいました。
最近腰がピリピリきてるので、調子に乗らない様に。

こんにちは。
最近TOMCATにハマり気味の中村です。

聖子ちゃんに引き続き昭和歌謡ヘビロテ中の今日この頃。
昭和っていいですね。どうも平成生まれです。悔やまれます。
そういえばこの間久しぶりに電通に行ってきました。
電通はエントランスでいつも何かしらの催しをしているので
打ち合わせに向かうときはワクテカ(0ﾟ・∀・)です。
今回はアニメフェスティバル的なやつをやっていて
アイアンマンとかの等身大フィギュア(ハイクオリティ)から
おジャ魔女どれみのきゃわいーポスターまで
いろんなジャンルの二次元が寄せ集められた、
いわばワンダーランド！※個人差があります
中でもギョギョギョ！だったのが
進撃の巨人の巨人がこんにちわしてるやつ。

イベントで子供のコーナーによくあるエアー遊具的な素材でできてます。
これってこんなディティール出せるんだァ・・・
聞くところによると漫画も読み放題なんだとか！
これからも楽しい催しに期待大！！

デザイナーの石見です。
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の「ラファエル前派展」へ行ってきました。

既に大岩が行ったウォーホル展も見たかったのですがまた今度にお預け…
ジョン・エヴァレット・ミレイ『オフィーリア』

超有名作です。
他の美術展でも見た事あります。でも何度見てもいいモノはいいですね！
精彩な描き込みで見れば見るほど引き込まれます。
描き込まれている植物の花言葉もちゃんと意味を持っているようです。
（手に持つスミレは「純潔・若い死」、対岸の柳は「見捨てられた愛・愛の悲しみ」など）
作品に込められた意味をちゃんと理解して鑑賞するとより面白いですよね。
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ『見よ、我は主のはしためなり（受胎告知）』

（知らなかったのですが「はしため」とは召使いの女、という意味らしいです。神のお使いってことですね。）
こんな受胎告知初めて見ました。
いわゆる受胎告知のイメージはマリアのところに天使がやってきて妊娠を告げる、
それを静かに受け入れるマリア…
なのですが、このマリアは戸惑い、怯えたような表情をしています。
すごく人間的ですよね。
空間が白いからか、余計にマリアの表情が引き立ちます。
ラファエル前派はミレイなどの個々の画家は知っていてもそれぞれの人物がどう関わっていたのか
分からなかったのですが、今回は人物について深く知る事が出来ました。
というか○○の奥さんと△△が出来ていたり、三角関係になっていたり、とにかく女性関係が入り組んでいてビックリしました…汗
ピカソも愛人沢山居ましたし芸術家ってそういう人多いんですかね…┐(´-｀)┌
複雑な思いも抱えつつ、ラファエル前派の有名作品はかなり網羅されている素晴らしい展覧会です！
そろそろ春の陽気ですしお散歩がてらアート鑑賞はいかがでしょうか？