Journal
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古き良き日本
こんにちは、デザイナーの島影です。
季節の移り変わりは早いもので、もう7月。
夏がやってまいりました!
夏の太陽に負けないくらい熱い気持ちで、仕事に取り組んでまいります!
さて、
デザイナーは色々な経験をして成長する!と信じ込んでいる私は、
何か面白いものはないかと、先日、
今話題のスポット『築地』に初潜入してまいりました!
築地(市場内)は老朽化などの問題で、約80年の歴史に幕を閉じ、
2016年に豊洲に移転することが決まっています。
そのため、今年が体験するラストチャンス!
どんな世界が広がっているのでしょうか。。。
力のこもった看板と、狭い路地、雑多なカオス感。
日本というアジア独特の世界観を感じられます。
築地の名物の一つ『ターレットトラック』
無駄のないデザインで何とも愛くるしい!
これは総じて何屋と呼ぶんでしょうか…
時代がバラバラな横並びの看板。
歴史が産み出した、築地ならではの風景。
落し物もいかしてる!
所々に私たちが普段制作しているような、
いわゆる『現代の広告物』もみかけたのですが、
こういった場所ではあまり魅力的には感じられず…
改めてTPOの大切さ感じました。
とはいえ、
時代と、その変化とを感じられる、素敵な空間でした。 -
おっす!チップ・キッド 18
デザイナーの金澤です。
本日は、またデザインの基礎を学ぶのに役に立つ本をご紹介します!
こちらです!じゃん!
あの有名なジュラシック・パークや手塚治虫の『ブッダ』、
村上春樹の『1Q84』の表紙を手がけた
ブックデザイナー、チップ・キッドさん著書の本
「“GO”チップ・キッドのグラフィックデザイン・ガイド」
本の流れはこんな感じです。
Chapter 1 Form(形式)
Chapter 2 Typography(文字組み)
Chapter 3 Content(内容/趣旨)
Chapter 4 Concept(構想)
海外では昨年発売されていたのですが、
今年、日本語盤が出たようです!
基礎の基礎!が書かれていたり、
あくまでも見せ方をわかりやすく解説しているようなタイプの本なので、
詳しい技術は少なめです。
私はとても楽しめました。
若手デザイナーの方は読んでみるといいかもしれません!
気になった方はぜひ!
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印刷の立ち会いに行って参りました。
おはようございます!
新人デザイナーの馬場でございます。
お酒が好きな僕は
そろそろビアガーデンの季節ではないか!
とワクワクしている今日この頃です。
先日、
デザインで携わっている
新商品パッケージの印刷立ち会いに行って参りました。
印刷工場に直接行き、最終の色味を決定するのが印刷立ち会い。
本当に細かい部分を詰めて行く作業でした。
背景の色が少し変わるだけで印象が大きく変わって感じます。
同じ色でも日向で見るのと日陰や、商品棚に入った暗さで見比べても見え方が
全く変わるので、しっかりとイメージして検証を重ねていきます。
そんな時に使えるのが
秘技「薄目作戦」。
※大岩部長に伝授して頂きました。
パっと見た感じ、同じに見えるものも
薄目で見ると
「こっちの方がロゴが立っていて良いですね!」
と商品の細かい印象に気づくことができます。
必ず気づくことができる、、、はずです!が、、、頑張ります。
そうやって細かい検証の後、商品棚に並び発売され、
たくさんの人のお手元にいくというのは感慨深いものです。
より一層良いものを目指して作らなくては!
と身が引き締まる思いです。
夏に向けてお腹も引き締めていきたいです。
馬場
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ペンネームおおいわひろしげ 54
デザイナーの大岩です。
先週、あるお仕事のロケハンで
金沢に行ってきました。
始発出発の終電帰りのフルフル日帰りロケハンです。
はじめての北陸新幹線は快適。
全席指定で各席に電源があるのがいい。
金沢の伝統芸能に使われる鼓をイメージしたという「鼓門」
ガラスのドームは「もてなしドーム」。
金沢を訪れる人に差し出す雨傘をイメージしているそうです。
「金沢に来るなら、春か夏か秋か冬がいいと思います。」
誰もが一度は心の中では突っ込んでそうなコピー。
そして近江町市場へ。
カニ!
イロイロ!
イロイロ!!
うまそう!
趣ある町並み
丸一日盛りだくさんのロケハン。
地元の方にいろいろ連れて行っていただき、
途中で休憩した町家を改装したカフェ「乗越」さん。
写真を撮りそびれてしまいwebから写真をお借りして。
古い町家を改装した店内は、
時が止まった様な不思議な感覚が味わえてオススメです。
★←食べログページに飛びます。
古い物だけが出せる趣。
いいものは古くなってもいいもの。
むしろ古くなってさらに魅力的になる。
ものを作る仕事をしている人間として、
そういうものに憧れます。
次はのんびり観光で行きたい金沢でした。 -
パッケージ撮影のお話
こんにちは!
デザイナーの松野下です。
ついに、関東は梅雨入りしましたね。
雨の日は髪がゴワついて嫌ですよね。
さてさて、本日は「撮影」のお話でございます。
今週は、Mets新フレーバーの、
パッケージ撮影がありました。※商品詳細は情報解禁まで内緒でございます。
撮影は複数商品ということもあり、
朝から夜まで、長時間の撮影となりました。
毎回思いますがパッケージ撮影というものは、
とても大変な撮影でございます。
まずセッティング、ライティング。
レベルを取り、正面を決め、
ボトルに、ツヤと立体感を出すために、
ライトの写り込みを作っていきます。
そこにさらにシズルを加えます。
シズルも、大粒、小粒、超小粒、
と使い分けて付けていきます、
プロのシズル師さんの職人技です。
素材が撮れたら、その場でレタッチ。
ハイライトの具合、暗部のシメ、文字の可読、シズルの位置、
全てを一つ一つチェックしながら、
現場である程度のところまで仕上げていきます。
そして、さらに後日改めてレタッチ → 完成、となります。
一つのパッケージ画像を制作するために、
たくさんの時間と、苦労をかけて、
スタッフの方々と作り上げていきます。
そして、より一層商品の魅力を引き出した
パッケージ写真ができるのです!!
僕はプロフェッショナルなスタッフの方々と、
一緒に仕事のできる撮影現場が大好きです!
今回の撮影商品も情報解禁になりましたら、
改めて紹介させて頂きたいと思います!
松野下