おもろい映画がありますよ、というお話。

こんにちは!
デザイナーの松野下です!
 
んもう、なかなか春っぽくなってきてますねっ!
春っっ!!
 
本日はおすすめ映画のお話で御座います。
それがこちら↓
牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件!!!!!

1991年にエドワード・ヤン監督によって
製作された台湾映画。
 
1961年に台北で起きた、
14歳の少年による殺人事件に想を得た本作は、
青春期特有のきらめき、残酷さを描くと同時に、
一人の少年とその家族、友人達を描くことで、
その背景の社会や時代をも透徹した視線で見事に描ききっている。
青春映画であると同時に、家族についての映画でもあり、
また一つの社会と時代を描いた映画でもある。
(参考:http://www.bitters.co.jp/abrightersummerday/
 
ちなみにちなみに、
BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に
台湾映画として唯一選ばれ、
2015年釜山映画祭で発表された「アジア映画ベスト100」において、
『東京物語』『七人の侍』『悲情城市』などと並んで
ベスト10入りしているそうです。
 
正直、観るまでは、
「台湾映画って観たことないし、どうなの、、。」
と思っていた松野下ですが、
これがもう、とってもオモローでした!
 
上映時間、まさかの4時間っっ!!!!!
 
しかし4時間、間延びすることなく、
張りつめすぎることなく、
しかし退屈することなく
見続けることができました!
 


友情とか、
愛情とか、
思春期特有の感情とか、
見栄とか、
プライドとか、
狂気とか、
親とか、
兄妹とか、
もう、いろんな要素が良い感じに
入り交じった映画です。
 
なんとなく、
「ゴッドファーザー」+「always 三丁目の夕日」+「青春映画」
=「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」
のような印象でした。
 
1991年に作られた本作ですが、
古さは感じさせず、
純粋に映像作品としてもすごくキレイで、
画作りも、表現もすごく良かったです。
フィルムの粒子感も、
良い感じに効いておりました。
 
いまのところ日本ではDVDになっておらず、
映画館でしか観ることができないようです。
 
観るときのコツですが、
観る前にパンフレットを買って、
相関図を観ておくと、
より一層観やすくて、楽しめます!
登場人物が多いのに、名前が似ていたりするので。
友人にすすめられ、僕もそうしました。
 
久しぶりにおすすめしたくなる
映画に出会った松野下でした、皆様是非。
 
松野下