シング・ストリート、最高です。

おはようございます。
デザイナーの馬場です。
まだまだ暑いが続きますね。
僕は夏が苦手です。
秋が好きです。
でも近年は夏は長くなり、冬がすぐ始まり、
どんどん秋の季節が短くなっているような気がします。
今日は最近観ました映画をご紹介します。
「シング・ストリート」
舞台は80年代、大不況下のアイルランド ダブリン。
14歳のコナーは父親の失業をきっかけに公立の荒れた学校に転校させられ、
家庭内は絶えない両親の喧嘩で崩壊寸前で人生のどん底を迎えます。
唯一の楽しみは音楽ヲタクの兄と一緒に憧れの隣国、
ロンドンのミュージックビデオを見る事。
そんなある日
コナーは街で大人な雰囲気をまとうラフィナに一目惚れ。
思わず、一つの嘘をつきます。
「僕のバンドのPVに出ない?」
このひと言から
バンド結成、音楽作りに没頭する日々が始まるのです。
というあらすじ。
 
 

 
前作の「はじまりのうた」という作品もそうなのですが
音楽を題材にすることが多いジョン・カーニー監督。
監督本人もダブリン出身の元バンドマン、
今作は自伝的要素が大きいようです。
キャストもアイルランドでオーディション。
こだわってます。
そして絶妙です。
テンポよし、話しよし、なにより音楽最高。
キャラクターが抱える問題は決して軽くはないのにとても観やすく。
コナーが紡いだ詩が1つの曲になっていく繊細で美しい流れは本当に最高です。
シンプルなメッセージがしっかり刺さり、観ていて気持ちが良い青春映画でした。
作詞のコナー
作曲の楽器マニア エイモンとのやりとりは
暖かく、若く、羨ましく、美しく、勇気をもらいました。
80年代の音楽を勉強してからもう一度観たいです!
思わずサントラを速攻で買ってしまいました。
今年観た映画で一番好きです!
お時間がある方は是非!!
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馬場