土木展

こんにちは!デザイナーの島影です。
先日、六本木へ行ったら気になるポスターを発見!
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ということで、21_21 DESIGN SIGHT で開催された『土木展』に行ってきました!
 
土木の展示?測量器とかあるの?
全く想像がつかない…楽しみです!
 
この展示会は、私たちの日々の暮らしと密接な関係のあるにも関わらず、
その存在をあまり実感することのない『土木』というものに対して、
より幅広い人々に理解を深めてもらおうと実施された展示会。
土木のエキスパートとデザイナーやアーティストの表現によって、
土木を再発見/実感し、より深く知ることのできる作品があるとのこと。
 
こう書かれても、イマイチどんな作品があるか分からないと思うので、
私が気になった作品をいくつかご紹介します。
 
まずはこちら!
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こちらは、ただの砂にプロジェクションマッピングで地形が描かれており、
砂場遊び感覚で、遊べるものです!
(ダイダラの砂箱 桐山孝司、桒原寿行 2016)
 
手をかざすと雨を降らし、谷に水を貯めることもできます!
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天地創造!まさに、神の気分を味わえる!
子供が遊びながら学べる!
大人もついつい夢中で遊んでしまってました。
 
次にこちら!
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これ、何だか分かりますか?
近づくと…
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『埼京線ホームへ』や『山手線ホーム(内廻り)』の文字が…
そう!こちらは渋谷駅の構内模型なんです!
(田村圭介+昭和女子大学環境デザイン学科 田村研究室 2013)
 
普段こんな複雑なところを歩いていたのか…
そりゃ迷子になるよなぁ。
 
最後はこちら!
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…カレー?
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そう!こちらは様々な形式のあるダムをカレーで表現した作品!
バカバカしいけど、愛らしい。
 
他にも、体験型のわかりやすい作品から、土木の強さが感じられる作品など、
子供から大人まで楽しめる作品でいっぱいでした。
どこか硬派でとっつき辛い印象の土木ですが、
バリエーション豊かで様々な表現の展示が多く、
土木への理解が少し深くなり、壁が低くなった気がします。
 
9/25までやってます。
皆さんも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。