SPIRAL PAPER 140 !!

デザイナーの金澤です。
春のSpiralPaper No.140は
SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)の特集号!
今回もステキな仕上がりです!
SICF16のグランプリ受賞者は、神楽岡久美さん!
お人形さんのようにきれいな方でした。。
対談の中で小竹さんがお話ししているように、
初めてお会いした時はアンドロイドのようなクールな印象を受けたのですが
笑った顔が無邪気で、もう、ギャップにハートが奪われました…
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そんな神楽岡さんの受賞作品、「光を摘む」をご紹介します。
 
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光を摘む
光は万物に反射し、私たちの瞳をうつ。 それは目に見えない速さで、鮮明な視界を広げている。「見る」ということを「反射する光の粒を瞬時に摘み、それを束にし、確かな情報として記憶にとどめている。」 としたとき、視力という身体能力は、システマチックでスピーディーだが、私は自分の意思で光を摘み、束ねてみたいと思った。 そこにどんな世界を見ることができるだろう。
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表紙は、「光を摘む」でセルフポートレイトを撮り下ろしていただきました!
背景と神楽岡さんが、粒になり混ざり合って不思議な絵になっています。
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こちらの撮影風景を対談ページの最後に載せておりますので是非、紙面でご覧ください!
 
 
そして、5月から始まるSICF16受賞者展では
神楽岡さんの新しい作品も発表するそうです。
 
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身体矯正ギプスシリーズ vol.1「美顔矯正ギプス」
美しい顔を求める者に顔の中心に位置する鼻。
これに対してコンプレックスを抱えている者にこれを提供する。
ところで、美しい身体のフォルムとは一体どんなモノだろうか?
美の判断基準とはどこからきたのだろうか?
長い時間をかけて進化してきた身体。
ここに新たな感覚、または新たな能力が生まれ、
そして退化していく時が流れている。
しかし身体は歴史、文化において、中国の纏足、西洋のコルセット、
カヤン族の首のリングなど、負荷をかけた変形を余儀なくされた。
では、新たな歴史、文化が生まれた時、身体はどのように変形し、
それにどんな意味が生まれるだろう。
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今回P1-2の見開きと、Portrait in handの写真を
先日このブログでもご紹介しました、池田晶紀さんに撮っていただきました。
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こちらの写真、なんだか冷たくてひんやりした空気を感じますよね。
実はここ、SPIRALの設備室なのです。
神楽岡さんにはここで、セルフポートレイトのための環境づくりをしていただきました。
この作業自体も「作品」になっていて、とても面白いプロセスだと思います!
考えるところから、撮影まで、とても楽しい現場でした!
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そして、みなさまお楽しみ「美しい暮らしのノート」の大塚いちおさんのイラスト!
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気になるSICF16受賞者展の詳細はこちらです!
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「SICF17」開催概要

A日程:5/1(日)–2(月) / B日程:5/3(火・祝)–4(水・祝)
時間:11:00–19:00
 ※両日程ともに50組2日間ずつ

入場料: 1日券 一般¥700 / 学生 無料

会場: スパイラルホール (スパイラル3F)
【同時開催】

「SICF16受賞者展」開催概要

会期:5/1(日)–4(水・祝)
会場: エスプラナード(スパイラルM2F)、スパイラルホール ホワイエ(スパイラル3F)

※スパイラルホール ホワイエの展示は「SICF17」の入場料が必要です。

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140号もボリューム満点ですので、是非手に取ってご覧ください!
よろしくお願いしますー!
 
 
 
おわり