Journal
質感と個性
おはようございます。
新人デザイナーの馬場でございます。
暑さもおさまり、もう夏も終わりか。
と思っていた今日この頃ですが
ジメジメと梅雨のような天気が続いていて
ジワジワと汗をかきながら仕事に奮闘しております。
飲料パッケージデザインをやらせてもらっていて
最近は「質感」に注目をしています。
昔から藁半紙やトレーシングペーパー、
変わった印刷をしているフライヤーを触るのが好だったので
色見本を見ると非常にテンションがあがります。
同じ色でも
ツヤだと元気の印象になるかも
マットだと大人っぽいかな
輝度を抑えて全体の雰囲気に合わせよう
不透明にして液色を生かそう
などなどなど。。。。
多種多様とはこのことですよ!
非常に迷います!
非常に悩みます!
非常に楽しいです!
頑張ります!!
ふだん絵を描くときは
すごくゆっくり描いたり、わざとペンを止めたりしてインクの滲んだ感じを出すのが好きです。
実は僕は小さい頃から、細かい作業をするとき、
手が震えてしまいます。
緊張しやすいところもありますが、それに関係なく起きることもあり、
けっこう絵を描く身としてコンプレックスを感じなかった言えば嘘になります。
ですが僕の大好きなデザイナー・作家のディック・ブルーナの
わたしの線は、いつもすこし震えています。
まるで心臓の鼓動のように。
震える線はわたしの個性なのです。
という言葉にいつも勇気をもらって
今では自分の絵のタッチが気に入っています。
ブルーナはもう現役を引退しましたが
いつか一緒に仕事がしてみたいな。
馬場