Journal
本物とニセモノ
こんにちは!
デザイナーの島影です。
先日、少し変わった展示会に行ってきました。
その名も『憎むべきニセモノ展』
RAGTAGというセレクト古着ショップの店内の一角で
一週間限定で行われていた展示会。
アート作品が並んでいるのではなく、本物と模倣品の洋服が一緒に展示されており、
パッと見で分かるものから、「えっどっち!?」とさっぱり分からないもの、
本物より高級感のあるニセモノ…。
見て、触れて違いを感じ考えられる、とても面白い展示会でした。
この展示会を行った経緯は、
バイヤーさんが間違って買取してしまったものを、教育用に倉庫に保管しており、
この度、展示会という形で披露しているのだとか。
突然ですが、展示内容をクイズ形式でご紹介!
『クイズ!どっちが本物でshow!』
JUNYA WATANAE MEN ではおなじみのパッチワークシャツ(クリックして拡大!)
本物は…
右!
パッチワークが違うのは分かりますが(ぱっと見どっちが本物かは分かりませんが)
ブランドタグの違いは、全く分かりません。
本物は古着だからか、少し汚いし、素材感も偽物のほうが光沢感があって、
正直、ニセモノのほうが本物っぽい!
他にも、色々ありました。
違いが分かりましたか?
(左が全てニセモノです)
正直、写真では違いも分かりずらいと思いますので、
是非、見に行ってほしいのですが、残念ながら今年はもう終わってしまっております。
しかし、毎年展示数を増やして展示しているようなので、来年(?)実際に足を運んでみてはいかがでしょうか。
偽物の違いの多くは「縫製が雑」「素材/書体が悪い」「デザインが粗い」
私も細部まで手の行き届いたデザインのできる、
”本物”のデザイナーを目指して精進して参ります。