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あけましておめでとうございます。
デザイナーの石見です。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて2014年最初にご紹介する美術展はこちら！
「吉岡徳仁－クリスタライズ」@東京都現代美術館

色々展覧会を見に行っても、意外と記憶に残っていない私…（オイ）
そんな私でも吉岡さんの展覧会は毎回驚きを頂いて数年前のものもよく覚えています。
何年か前に六本木の21_21 DESIGN SIGHTで見た「セカンドネイチャー」展とか、
森美術館の「ネイチャー・センス」展とか。
空間ごと作品を覚えているからでしょうか。
今回も最初からカッコよすぎます…！！

ストローのような素材が敷き詰められた真っ白い空間。
『waterblock』

水のさざ波をたたえたガラスのベンチ。
ボリュームがあるのにガラスの透明さが重力を感じさせないので不思議です。
『Rainbow Church』

500個のクリスタルプリズムによるステンドグラス。
iphoneの写真じゃ全く感動を伝えられないのが歯がゆい。。！


白い空間に虹色が映り込んで息をのむ美しさ…！
自然光で見ると時間帯によって色が変わってそれもまた美しいんだろうなぁと想像します。
こちらが生まれたきっかけは吉岡さんがマティスの手掛けた礼拝堂を訪れたことにあるそう。
マティス好きな私は地味に嬉しかったです。
正直、展示物はもっと沢山見たかった〜と思いましたが、空間の使い方が贅沢でじっくり時間をかけて見られたのでより感動したのかもしれません。
映像でこれまで吉岡さんが手掛けた様々なプロジェクトを紹介しているコーナーも見応えたっぷり！
私はじっと映像を見るのが苦手でつい飛ばしてしまいがちなのですが、これはじっくり見ました。
使われているのは最先端の技術ですが、全てのプロジェクトに共通していたのは「光」
心が浄化されるような、心地よい体験でした。
まだ開催されているので是非行ってみてください！