Art&Design Clip! 7

デザイナーの石見です。
横浜そごう美術館でやっていた山口晃さんの個展に行ってきました。
「山口晃展〜付り澱エンナーレ 老若男女ご覧あれ〜」
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山口晃さんは六本木ヒルズや日本橋三越 本館の広告でご存知の方も多いのではないでしょうか?
一見すると普通の日本画?かと思いきや、古風な建物に近代的なビルが混ざっていたり、合戦の図に現代のサラリーマンが加わっていたり、武士がまたがっているのが馬型のバイクだったり…一枚の絵に沢山の物語が描き込まれていて見るたびに新しい発見があります!
これぞ山口晃!といわんばかりの細密な絵が盛り沢山!
じっと見ていると目が疲れてしまうのですが、それでも見入ってしまいますねー
中でも一番長時間見つめていたのが「Tokio山水(東京圖 2012)」
その名の通り東京の名所が鳥瞰図で縦162×横342cmの大きい画面に描かれています。
浅草、スカイツリー、国会といった名所は勿論、「親切にしてもらったタバコ屋さん」といったプチ情報まで!
個人的には自分の母校(高校)が描いてあったのが嬉しかったですねー
そして!タイトルにもなっている「山愚痴屋澱エンナーレ(やまぐちやおりえんなーれ)」!
澱エンナーレとは自分の中に澱のように溜まって行くアイデアを形にした山口さんによる一人トリエンナーレです。(トリエンナーレとは3年に一度の国際美術展のこと。)
思い切り笑ったのが標識にタイトルが付けられた作品。
例えば…
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「貯金箱」
 
 
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「マイケル・ジャクソン」
 
 
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「高見沢俊彦」
柔軟な発想うらやまし過ぎます…!!
山口さんの魅力満載の展覧会でますますファンになりました★
今から次の作品が楽しみですっ!