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湖池屋ポテトチップス ブランドリニューアル
1962年の発売以来、日本におけるポテトチップスのパイオニアとして60年以上の歴史を持つ「湖池屋ポテトチップス」。
この度 初めてのフルリニューアルをおこない、ブランディング および パッケージデザインをネアンデルタールが担当致しました。
元気と親しみやすさの象徴である日本語ロゴはそのままに、ディテールを現代化。
じゃがいも畑と青空は、国産じゃがいも100%の品質感と、日本にポテトチップスを根付かせた「先駆者としての開拓者精神」のシンボルに。
何より「味」にこだわる湖池屋だからこそ、フレーバー名は堂々と。
ジャンク感を払拭し、生の野菜から丁寧に作られているクラフト感が伝わるよう、シズル表現も見直しました。
言うまでもなく、みなさんの生活に、思い出に、深く根付いているあの黄色いパッケージ。こんなにも長く愛されているものを敢えて変える必要はあるのだろうか?果たして変えてしまっても大丈夫なんだろうか?「どう変えるか」以前に、そんなそもそもの議論から始まったこのプロジェクトでした。
けれどブランドを維持するとは、実は変わり続けるということ。停滞することなく、時代のニーズと共に進化し、創意工夫とアップデートをし続けることが大切。
これまでの歴史を重んじながらも、令和の時代に進化したブランドとはどんなものだろうか?
残すべきところ、変えるべきところ、どれくらい変えるべきなのか。
パッと見ただけでは気づかないくらいの変化から、実は商品名までガラッと変えるプランに大きく舵を切った時期も。
行ったり来たりを何度も繰り返しながら、長い長い試行錯誤を経てたどり着いたのは、守り続けてきた「品質」をしっかりと伝えよう、というブランドとしての柱でした。
生まれ変わった「湖池屋ポテトチップス」
これからの60年も、その先も、愛され続けるブランドでありますように!