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邦画ブーム
こんにちは!
だんだんと涼しくなってきましたが、まだまだTシャツ1枚の
デザイナーの馬場です。
なんだか、最近自分の中で邦画ブームがきています。
若い頃になんとなく観ていたものを見直したり、
好きな映画を観直したり、映画館に観にいったり。。。。
最近観てオススメがこちら。
行定勲監督「GO」 (2001)
もう18年前の映画。
中学生時代にVHSで観た記憶がありましたが、まったく覚えていなく(線路を走っている記憶があるくらい)
観直しました。
昨今の日韓問題の影響のせいか、ものすごく刺さってしまいました。
誠実でエネルギッシュ。コミカルな空気もどこかあり、ポツポツとした間のある脚本がかっこ良い。
三木聡監督「転々」 (2007)
学生時代からなんども観ている作品。
債務者と借金取り。男二人が東京散歩するお話。シュールでゆるい、謎の展開、謎のキャラクター。
でもものすごく暖かい作品。
今度復活するドラマ「時効警察」と同じ監督です。
「東京の思い出の半分はコインパーキングになっているからな。」
というセリフが大好きです。
深田晃司監督「よこがお」(2019)
なんの罪を犯していないのに
加害者のレッテルを貼られる一人の女性の復讐と運命。
最近映画館で観て、久々に邦画みたなぁ〜。いいなぁ〜邦画。となった作品。
淡々としている中に怖さがあり、美しさがあり、ラストカットまで画面に釘付けでした。
素晴らしかったです。匠。
野尻克己監督「鈴木の嘘」(2019)
僕の好きな映画監督、橋口亮輔監督作品の助監督をされていた
野尻克己監督の初監督作品。
劇場に行くのを逃し、やっとDVDが出たので鑑賞。
鈴木家の長男がある日突然この世を去った。母はショックのあまり意識を失ってしまい、目覚めたときには長男の死の記憶を失くしてしまう。
そこで残された家族は長男はアルゼンチンで働いていると嘘を付く。。。。
重いテーマながらコミカルさもある家族。
残された人間の思いの捌け口はどこにあるのか。
知らない幸せと知った苦しみをものすごく丁寧に丁寧に描かれています。
すばらしい作品でした!
どの作品も最高です。
週末に邦画はいかがでしょうか。
馬場