Journal
SPIRAL PAPER 147
デザイナーの馬場です。
この度、SpiralPaper No.147が発行になりました!
今号は電子音楽家、ビジュアル・アーティストの池田亮司さん特集号。
表紙はこちら
ブラックをベースに池田さんの作品をシンプルに並べています。
紙はいつもマット系が多いスパイラルペーパーですが
今回は池田さんの映像作品に合う、上質な光沢紙で作りました。
画像ではわかりませんが、実物は手元で光る存在感のある表紙になっています。
そして今月の
7 月27 日(金)─ 29 日(日)の間、スパイラルにて
池田さんの3作品をオールナイト上演する
〈Ryoji Ikeda concert pieces〉が開催されます。
夜20:30~朝8:30まで(全9回上演)
人間の視覚と聴覚の限界を探求し、
鑑賞者を鮮烈な光と音の世界へ没入させるオーディオ・ビジュアル・コンサートとなっています。
ご興味のある方は是非チェックしていみてください!
池田さんの過去作品はHPで見ることもできます。
どれも美しく、エキゾチックで、なぜか見つめて続けてしまう、本能的に魅力的な作品ばかりです。
続いてポートレイトインハンドは
ガラス作家 八木麻子さん
八木さんは板ガラスを組合わせ、
電気窯で焼成するキルンワークという技法でアクセサリーや食器などの作品を制作しています。
写真は八木さんのアトリエで撮影をさせて頂きました。
ガラスの研磨する大きい機材のある中、
八木さんの繊細な手元からキーンと涼しげなガラスの削れる音がとても印象的な場所でした。
その美しいものづくりの雰囲気を青野千紘さんが素敵に撮影してくれました!
そして今号の「暮らしのノート」がこちら
特集は建築家・家具デザイナーの中村好文さん
「半世紀にわたって使い続けているドイツ製のやかん」
中村さんが、下宿時代、結婚後、現在の職場まで
半世紀にわたって愛用している笛吹ケトルのおはなし。
イラストは大塚いちおさん。
夏らしいカラーで力強いやかんが印象的な一枚となっています。
笛吹=潮吹き?の印象からなのか鯨のモチーフも素敵です。
今号ももりだくさんの一冊となっています。
SpiralPaper147号はSPIRALにて無料配布しています。
是非、青山にお越しの際はお手にとってみてください!
馬場
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STAFF
CD : 石井 原(ネアンデルタール)
Editor : スパイラル プレス
P : 青野 千紘
I : 大塚 いちお
AD : 馬場 敏典(STONE)
Pr : 新屋 純子(STONE)