Journal
ペンネームおおいわひろしげ72
デザイナーの大岩です。
毎日暑いですね〜
夏本番、夏休みシーズンですが、
ネアンデルタールのデザイナーの面々も
順番に一週間ずつ夏休みを頂き始めております。
僕の今年の夏休みは、引っ越しの準備の予定なのですが、
ボチボチ引っ越しに向けて、断捨離しなきゃなーと周りを見渡してみると、
買ったことで満足ちゃって、ほとんど開くことのない本がいっぱい。笑
今日はその中から「でもやっぱり買って良かった!」と改めて思った一冊をご紹介したいと思います。
Mingering Mike「ミンガリング・マイク 妄想レコードの世界」
一時期結構本屋さんで見かけたので、
ご存知の方も多いと思いますが、
簡単に概要を説明しますと、
1968年から77年にかけて、
ソウルシンガーに憧れる一人の青年マイクが妄想で作り出した、
ブラックミュージック界のスーパースター(架空)
「ミンガリン・マイク」のレコードジャケットを収めた本。
あくまで『妄想』なので、
すべてダンボールにマジックペンで描かれていて
中身のレコード盤やラベルのデザイン、
ビニールのカバー、値札のシールなどの細部にいたるまで
すごく丁寧に作られているのがわかります。
この本の著者「ドリ・ハダー」という人が
ワシントンD.C.の蚤の市で
大量のレコードが詰まった箱の中から、
偶然「ミンガリング・マイク」を見つけたところから、
明るみになったというこれらの作品たち。
究極の自己満足というか、
個人的な愛情だけがつまったレコードたちは、
一切迷いが無く突っ走っていて、
何とも言えない独特の存在感を醸し出していて、
見ていて全然飽きません!
↓こちらのサイトでほとんどの作品が見れますので、是非見てみてください。
http://www.mingeringmike.com/
音源まであったんですね!