あらチャン! 23 山本優美さん再び

こんにちは。マネージャーの新屋です。夏は苦手です。
さて。
先日 週末にささっと地元・金沢へ帰って、いくつか美術展などを観てきました。
まずはこちら。
Nous
金沢21世紀美術館で開催中のコレクション展『Nous ぬう』
 
Spiral Paper No.138でお世話になり、その後このブログでもご紹介させていただいた山本優美さんが参加されているということで、新作を拝見してきましたよ!
山本さんは関西のご出身ながら現在は我が地元・金沢を拠点に創作をされていて、わたしは勝手に親近感を持っております。
 
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山本さんに割り振られたのはガラス張りの第5展示室。
 
今回もため息の出るような精緻な作品たち。
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この作品のサイズ表記は “H15 x W9 x D23.515cm”
・・・足のサイズが妙に詳しい!何かヒミツがあるのでしょうか。
 
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ぐぐいと寄っても刺繍にしか見えない!
 
「えー!これ焼物なんですかー!?」と大きな声で驚いているおばちゃまがいらして(そうなのよそうなのよ。すごいでしょう。ふふふふふ。)となんだかわたしまで嬉しくなってしまったり。
この日の金沢らしい曇天のあかりが山本さんの静かな作品とよく合っていて、空間も含めて丸ごと素敵でした。
 
 
展覧会タイトルの「ぬう」はフランス語で「わたしたち」を意味する『Nous』と『縫う』のダブルミーニングで、手芸とアート、そしてジェンダーについて考える、というコンセプト。手芸・布・針と糸 などにまつわる作品が他にもたくさん展示されていました。
一部だけですがご紹介・・・
 
鴻池朋子《風の語った昔話》
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アネット・メッサージェ《長枕のリング》

ネズミの周りを、ネコが乗った長枕がぐるぐる。
 
村山留里子《無題》
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8.6 x 7.3m この巨大なモザイクは

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全て即興的に縫い合わされた布端から出来ています。
直感 集中 密度。ひゃー。
裏側から観るとまたすごいです。(行ってみてのおたのしみ!)
 
コレクション展『Nous ぬう』は9/25までの長期開催です。是非どうぞ!
 
 
そして21世紀美術館は、広いです。常設展や年間プロジェクトものぞいてきましたよ。
 
SUPERFLEX One Year Project ― THE LIQUID STATE / 液相
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『金沢21世紀美術館の建物を微生物を培養する「シャーレ」に見立て、コミュニティとの関係を「培養」「発酵」「醸成」の3つのキーワードで読み解く、約1年間にわたるプロジェクト』
写真のこちらは、除湿器で集めた水を使ってコンブチャという発酵飲料を製作中。
わたしが持ち込んだ湿気もいつかはプロジェクトの一部に・・・(複雑)
 
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この先、おなじみ「スイミング・プール」
混んでる。わたしは上より下が好き。
 
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こちらもおなじみタレルの部屋「ブルー・プラネット・スカイ」
曇りの日は写真映えしませんな。
 
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この作品好きなんですよね~「雲を測る男」
曇りの日は・・・うん。
 
 
ここから急ぎ足で移動しまして、あと2ヶ所展示を観に行ったのですが。
郷土愛が強過ぎてものすごく長いポストになってしまっております!
ので、次回につづく!(すみませんっ)