笠井は見た。~第18回奥山由之さん~

ネアンデルタールに日々いらっしゃるお客様を打ち合わせ部屋のすみから見守る
マネージャーの視点で綴る日記。
第18回のお客様は、写真家奥山由之さんです。
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この写真いいな〜と思ってクレジットを見ると奥山さん、ということが多く
ちょっと前から気になっていた写真家さんでした。
いつかゲンさんとお仕事して欲しいな〜とぼんやり考えていたら
なんと奥山さんの方からご連絡をいただいた、という不思議なご縁。
 
奥山さんは雑誌「UNION」を初めとするファッション誌のほか
話題の東京ブランドANREALAGEのドキュメンタリー写真や
くるりのツアーに帯同して撮った写真が使われたアルバム『坩堝の電圧』のジャケットや
その帯同写真をまとめたものが限定版特典の写真集になっていたり、
とにかく多岐に渡り活躍されています。
 
若干23歳にして、既にこれだけのお仕事をされていて、
それぞれのきっかけをうかがったところ
アンリアレイジは、デザイナーの森永さんのところに写真を持ち込み、
くるりもご自身で売り込みに行かれたそうで、そこからお仕事へつながったそうです。
これはすごく印象的で、そんなトントン拍子に!という思いもありますが
その行動力と、奥山さんの才能を見抜き、採用なさったこともどちらもすごいな〜と。
それら全てが重なって、いまに繋がっているんだな〜ともう私なんかは
「ほう、ほう」とうなずくしかありませんでした。
 
元々くるりがお好きだったそうで、
アニー・リーボヴィッツがローリングストーンズに帯同し写真を撮ったり、
そういうのを知っていたので、自分がこんなに早く好きなバンドの帯同写真が撮れるなんて
夢のようだった、とおっしゃっていました。
(この時はまだ大学生だったというから更に驚き!)
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この日はくるりの写真集以外にも『A REAL UN REAL AGE』『Girl』、
その他作品集なども持ってきてくださいました。
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(写真は許可をいただいて転載させていただきました)
ゲンさんは写真集『Girl』を見て、一枚のスチールの写真というよりは
映像の断片を見ているような、そんな不思議な印象だと言っていました。
ちなみに『Girl』の元になった『creep』はまた構成が違います。
PCのモニターで見るのと、紙に焼くのでは見え方も違い、ずいぶん印象が違うのが不思議です。
コチラで見られるのでこれもぜひ。
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なんと写真集をいただいちゃいました。サインももらっちゃいました。
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写真の良さを言葉にして人に伝えるのってむつかしいです。
でも、それぞれ絶対何か感じるものがあると思いますので是非見てみてください。
ぜひ!
以上。