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台風がくると観たくなる映画
おはようございます。
デザイナーの馬場です。
すっかり寒くなりましたが、
晴れた日の太陽がとても気持ちの良い季節ですね。
僕は秋が一番好きです。
秋らしい気温は毎年減っているような気がしますが。。。。
そしてこんな季節にまたあいつがやってきます。
台風!
22号!!
ちょっとまえに
21号きたばっかじゃないですか!
スパンが!!
短い!!
スパンが!!
とても
短い!!!
家でじっとしがちな台風の日。
そんな日にオススメな映画をご紹介します。
※夏の映画なんですが。。。。
「海よりもまだ深く」
是枝裕和監督作品
台風の夜に、偶然ひとつ屋根の下に集まった元家族。
団地を舞台に、
売れない小説家の主人公と、
団地に一人住まいのその母親、別れた元妻とその息子。
こんなはずじゃなかったと今を生きる家族を描いた物語。
離婚して子どもの養育費もギャンブルに使い込んでしまう
15年前に賞をとったきり以来、売れない小説家の主人公。
ダメ男、ダメ大人ですが、家族を大事にしているんです。
ただ、いろいろ噛み合っていないだけで、家族を思っているんです。
俺、こんなはずじゃなかったんだけどな。
そんなことをみんな少なからず感じることがあるような気がします。
ありながら今を生きているような気がします。
小学生の僕が今の僕を見たらなんて声をかけるのかな。
そんな事を考える映画です。
「お前、太ったな。」
僕の場合は完全にこれですね。
卒業アルバムに書いた将来の夢は
大工さんだった気がします。
理由はみんなが書いてたからでした。。。ダサい。
当時からダサいぞ馬場少年。。。
本当は「絵を描く人」「総理大臣」
とか書きたかった思い出があります。
是枝監督の描く家族は
自分と全然違う境遇でも
思わず自分事にしてしまう作品ばかり。
実在感がすごいです。
人間は弱くても良いのだ!と教えてくれます。
本当に生活を切り取るが抜群にうまいと思います。
特に派手なシーンなんて一つもないのに
淡々と進んでいくのに
暖かく、最高の時間を過ごせる映画です。
週末にいかがでしょうか?
オススメです。
馬場