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夏の終わりにぴったりな映画のはなし。
おはようございます。
連日雨が続いていて
きっとこの雨が終わったら
秋がやってくる感じがしますね。
温度差がある季節なので
長袖をもっていくと、
「長袖着てる。。。着るんだ。。。」と周りにリアクションされる(毎年恒例?)
デザイナーの馬場です。
今日は夏の終わりにぴったりな映画を
ご紹介します。
「グッバイ、サマー」
主人公はパリで生活している14歳の男の子。ダニエル。
ダニエルは背が小さく女の子のような容姿なため、
クラスメイトからはミクロと馬鹿にされ、
すこしクラスの輪からハズれた存在。
そんなある日、
ダニエルのクラスに転校生がやってきます。
稼業の影響で機械ヲタクでガソリン臭く
いつもマイケルジャクソンのスリラーみたいなジャケットを
着ている変わり者のテオ。
クラスで浮いている二人はお互い意気投合。
家族関係、学生生活、うんざりする日常から
抜け出すために、ふたりは夏休みに
自作の車、「動くログハウス」で旅に出ます。
ミシェル・ゴンドリー監督の自伝的要素が強い
14歳。純粋無垢な二人の少年。
ひと夏のキュートな甘酸っぱいロードムービーとなっております。
※文章参考
予告編がこちら!
14歳の男の子あるあるが満載です。
どこか遠くに行ってみたい。
みんなと一緒は嫌だ。
でもひとりぼっちはもっと嫌だ。
大人でもないし子供でもない。
好きな人はいるけどどうすればいいかわからない。
とにかくここから抜け出したい。
作中、本当にふたりが愛おしく、
やりとりが本当に14歳そのものです。
馬鹿なんです。考えが馬鹿なんです。
でもどこか羨ましく、懐かしい。
作中、特にすごいことが起きるわけではありません。
どんでん返しなんてありません。
でも純粋無垢な二人の一生の夏の思い出に触れているだけで
心地よく、勇気をもらえる映画でした。
同監督作で有名なエターナルサンシャインも今度見てみたいです。
監督はもともとミュージックビデオをきっかけにデビューしていて
この作品もそうでした!
Daft Punk / Around the world
どうりで!
日常的なのにどこか不思議な雰囲気を感じさせるのは
こういうところから来ているんですね!
公開規模が小さく、
東京でも新宿、恵比寿、むさし村山でしかやっていないようですが、
気になる方は是非チェックしてみてください!
馬場