Art&Design Clip! 44

デザイナーの石見です。
いつかは行ってみたいパリ。
何故って美術館が沢山あるから。
ルーブル然り。オルセー然り。でも早々いけません…
そんな憧れのオルセー美術館が日本に来ているとなったら行くしかない!(前置き長い)
オルセー美術館展 @国立新美術館
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特に感動したのはこちらのページの展示構成にも載っている
ギュスターヴ・カイユボット 『床に鉋をかける人々』
当時の労働者の生活を描いた絵画はリアル過ぎて写真のようです。
会場で遠くから見ても床の部分がキラキラと光って見えるほど。
そして絶対に外せないのは5m(!)近くある巨大な絵画
クロード・モネ『草上の昼食』
同タイトルの作品と言えばマネの作品が有名ですが、これはモネの作品。
全体を覆う緑色のなかで左側女性の服に使われているビビッドなオレンジ、
敷かれた布と座っている女性が纏う白色が鮮やかに目に入ってきます。
以前取材に同行した絵画修復師の方のお話で
「名画とは何か?」という問いに対して、
「必要な箇所に、必要なだけ、必要な色が置かれている」
という言葉がありました。
それからというもの、絵全体における色の役割に目がいってしまいます。
この『草上の昼食』も計算され尽くした配色なんでしょうね〜
近頃は近現代のアート展に行く機会が増えていましたが、
名作と呼ばれる作品たちで目を潤すのも良いですね。
10/20までなのでまだ行っていない方は六本木へ!