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デザイナーの石見です。
GWのある日、SPIRALへSICF14（同時開催SICF13受賞者展）と「From the Kiln 窯の中から」展を見に行ってきました。

まずは「From the Kiln　窯の中から」展。
PAPERの表紙に使われている佐野景子さん作『ふうー』のガラス作品が展示されています。
表紙と同じポーズで写真が撮れるのも今だけ。
12日までですので是非ご覧になってください！（実際に写真を撮っているカップルを見ました。）

他にSPIRAL PAPERでも取り上げさせて頂いた青木美歌さんの作品もあります。
透明感のあるガラスで毒のある作品が気になっていたので見られて大満足でした！

SICF13受賞者展ではいらしていた佐野景子さんと少しご歓談。
新作のお話を伺いました。
ガラスは物質的には「液体」の分類になるらしく、液体の中に液体が入っている不思議…に着目して作られた作品だそう。

そしていよいよSICF14（B日程）へ。
あらゆるジャンルの作品が並び、良い感じのごちゃ混ぜ感。
大体は作家さんが作品近くにいらっしゃるので、実際お話を聞けるのも楽しいです。
人見知りな私ですが、質問してみることで作品への理解が深まり、ただ見ているより数倍面白く見えます。
◎Ramikoさん
この方のアクセサリーめちゃくちゃ可愛いんです！欲しい…！

◎三木みどりさん
このポップコーン、140-150cmぐらいの高さまであります…！
展示中はずっとこの状態でいるらしく、一人では入れないので脚立などを持ってきて入るのだとか。
勿論出る時も一人では出られないそうです。

◎澁木智宏さん
よーく見てください。

実は本物の石の中に羊毛で出来た石が混ざってるんです！
近くで見ても、触るまで全く気づきませんでした。
◎高松明日香さん
ヨーロッパの映画を見ているような、静かで心地よい空気感がある作品でした。
作家さんが近くにいらっしゃらなかったのでどんな方が描いたのか気になります。。

◎クラークソン瑠璃さん
家庭的なものの象徴としての刺繍でありながら紡がれる言葉はとってもシュール。

◎石野平四郎さん
写真じゃ伝わらないのですが、実物をみるともの凄い迫力！！
良い意味で展示空間に囚われず、そこから溢れ出るエネルギーを感じました。
まだ学生さんみたいでこれからも機会があれば作品が見たいです。

私にとっては沢山の新しい才能に出会うことが出来ました。
今年は一日しか見られませんでしたが、来年は是非とも両日程とも観覧したいです！
この日はこのあと竹橋の近代美術館へ「フランシス・ベーコン展」と
「東京オリンピック1964 デザインプロジェクト」を見に行き、
銀座のメゾンエルメスで「パラモデル展」もさらっと見て一日を終えました。

そんなこんなでぶらり楽しいGWでした。
沢山充電したのでまた仕事頑張ります…！！
そして何時にもまして写真だらけなブログを最後までご覧頂きありがとうございました。