• あらチャン! 54 flowers

    こんにちは。マネージャーの新屋です。
    すてきな展覧会の情報を入手したのでご紹介したくー。


    【奥山由之×edenworks Exhibition “flowers”】
    2020年1月31日(金)-2月16日(日)10:00~21:00 
    @PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
    入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料

    写真家・奥山由之さんとフラワークリイエイター・篠崎恵美さんによる企画展です。

    奥山由之さんといえば、ブックを見せにネアンデルタールへお越しくださったり社員みんなで写真展を観に行ったりゲンさんがいつの間にか個展に出掛けていたりと、このブログでも度々ご紹介しているお方。

    そして篠崎恵美さんは、Spiral Paper 145号の「Portrait in Hand」にご出演いただきました!

    なんて気になる組み合わせ〜 📷🌹

    あたらしくなったPARCOにもまだ行ったことがないので、この展覧会はぜったい足を運びたいと思います!
     
     
     
     
    ちなみにわたくし出不精を煮詰めて固めたような人間なので、休日に身支度して家から出る、ということのハードルが超絶高いです。そうして逃してきた美術展や映画の数々、、、
    そんなダメダメなわたしの共感があふれ過ぎるこの曲。きもちーくてずっと聴いてます。あと少し寝たら本気出す!

  • あらチャン! 53 写真展「至近距離の宇宙」

    良い仕事をするには良いインプットも大事ですね。
    先日社員揃って東京都写真美術館へ行ってきました。


    至近距離の宇宙
    日本の新進作家 vol.16
    2019.11.30(土)- 2020.1.26(日)

    将来性のある作家を発掘、支援する場として2002年より開催されている「日本の新進作家」。16回目となる今回はSpiral Paperの撮影でお世話になった井上佐由紀さんの作品も展示されているということで、みんなで鑑賞に出掛けました。

    世界中のあらゆる風景がインターネット上に溢れている現代、実はごく身近にこそ、誰もみていないものがあるとはいえないだろうか?
    はるか遠い世界に行くのではなく、身の回りに意識を向けて制作をする6名の作家の作品を通して、ささやかな気づきの楽しさを知る。
    というのが今回のテーマ「至近距離の宇宙」です。
    6者6様、バラエティに富んでとても楽しめました。

    井上さんは、ライフワークとして続けている生まれたばかりの新生児の瞳を撮影するシリーズ<私は初めてみた光を覚えていない>からの出展です。
    まだ像を結ばない瞳の美しさに、大きな自然の力への畏れを感じるんだそう。

    (画像は展覧会HPより)

    「写真」と訳を付けると限定的な意味に感じられるけれど、Photographの本来的な語源は「光(photo)を描く(graph)」である、という相川勝さんの作品解説文が個人的にとても印象に残っています。

    そう考えると、今回の6作家はコンセプトも手法も全然異なっているけど、中にはカメラを使っていない作品もあるけど、でも全てがPhotograph。生まれたばかりの赤ちゃんが生きるために焦点を必死に合わせようとする、その行為もまたPhotographと言えるのかも。

    会のコンセプトにもあったように、いまは作品も画像データとして手軽に見れてしまうけど(それはそれで役割があると思います)、実際の展示を見に行くと、例えば展示の方法だとか、どんな大きさでプリントするのか、どんな照明を当てるのか、作家がそこに込めたもの、情報量が全っ然違うんですよね。年のはじめに良い機会をいただきました。

    展覧会は今月26日まで開催中です。ぜひお運びください〜。

    東京都写真美術館 ホームページ

  • 2020年もよろしくお願い致します。

    みなさま 新年あけましておめでとうございます。
    ネアンデルタールは全員元気に揃って仕事初めの日を迎えることが出来ました。
    本年も何卒よろしくお願い致します。
     

     
    年末年始はいかがお過ごしでしたか?
    新屋は地元でひたすらのんびり(だらだら)過ごしておりました。大晦日はガキ使より紅白派でして、King Gnuを見たうちの父(73)が「この人たちカッコいいねえ〜」と言ったりなど。センスいいぞ父!そういや2018年は椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」を見てすごいと褒めてましたね。センスいいぞ父!
    ちなみに馬場は絞ったウエイトを完全に取り戻したらしいです。


    もちろん今年も恒例の明治神宮参拝から1年をスタートしました。願うは世界平和。


    一般の神社でのおみくじにあたる、明治神宮の「大御心」。“玉も磨かざれば瓦に同じ 鍛錬努力を怠るな”とのお言葉。ははー。


    ミーティングルームの枝ものも活け変えて清々しく。今回は特に枝ぶりがダイナミックで新年らしく幸先よい感じに仕上げていただけました。


    ば、バース・・・!
    またしても鉢を突き破る。成長著しいのう。。。(参考過去ブログはこちら)丸3年ですねー。入学式でぶっかぶかだった学ランが中3になったらつんつるてん。みたいなね。
    元気があって大変よろしい。
     
     
    そんなこんなで、ネアンデルタール年表で言うところの第4シーズン始動でっす。

  • 年末年始 営業日のおしらせ

    本年もたくさんの方々にお世話になり、本当にありがとうございました。

    ネアンデルタールは
    2019年12月28日 から 2020年1月5日 まで
    おやすみをいただきます。
    1月6日(月)より2020年の営業を開始致します。

    みなさま よいお年をお迎え下さいませ。

  • ロックな男〜最強伝説大岩〜

    9年前の話。
    新しく僕のところにやってきたデザイナーは
    「大岩」という名前からは程遠い、華奢でひ弱な仔鹿みたいな青年だった。
    同僚の女性たちに比べて我が強いタイプではなく
    声も小さくおとなしいので、いつもいじられ役だった。

    決して要領のいい性格とは言えず、気の利いた返しも下手だったし
    受け身な仕事ぶりに対してひどく叱ることも多かった。
    歴代でいちばん叱られたデザイナーなんじゃないだろうか。
    仕事において男女の区別してはいけないのだが
    同性として「てめえ男だろ」と言いたくなるようなことも多かったので
    他のデザイナーより当たりは相当厳しかったと思う。
    それでも大岩は逃げずに黙々と仕事を続けた。


    2014 8 ユタ州 モアブ

    入社して4年経つころ一緒にアメリカにロケに行った。
    同行していた大岩と同じ世代の若いプロデューサーやカメラマンのアシスタントに
    刺激を受けたのか、これを境に少しずつ仕事に対する熱が感じられるようになった。

    今ではチーフデザイナーとして率先して仕事をこなし
    ひとりでクライアントと対峙し、信頼を得るようになった。
    そして今年めでたく女の子の父親になった。
    あの頃からこれといって要領がよくなったわけではない。
    相変わらず声も小さくてたまに聞きとれないし、気の利いた会話も全然できない。
    ただ黙々と、ゆっくりと彼らしいデザインを続けているだけだ。
    それでも最近の大岩がやけにたくましく見えることがあるのは
    彼が本来持っていた強さにようやく僕自身が気づくことができるようになっただけのことかもしれない。
    大岩自身はあの頃から何も変わっていないのだ。

    2020年。初めて出会ってから10年。
    華奢でひ弱に見えた青年はすっかり(体型も)たくましくなって
    独立することになった。
    ネアンデルタールにとっては初めてのコラボレーターとしてこれからも仕事は続く。
    彼の会社の名前はHuge Rock Studio。大きな岩は悠々と転がり続ける。
    たくましくてやさしい、いい名前だと思う。
    どうぞよろしく。

    石井 原