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十和田市美術館
こんにちは!
デザイナーの島影です。
先日、夏休みをいただき、東北旅行をしてまいりました。
そこで、以前よりずーっと行ってみたいと思っていた、
青森の十和田市現代美術館に行ってまいりました!
十和田市現代美術館とは、省庁再編による国の事務所の統廃合等により、十和田市のシンボルロードに空き地がみられるようになったことから、魅力的で美しい通りの景観を作り出す、まちづくりの一環として作られたものです。(HPより抜粋)
そのため、美術館の敷地以外にも、その周辺地に様々なアート作品が並んでいて、
まち全体がアート空間のような雰囲気が出されております。
“Flower Horse” / Choi Jeong Hwa
“愛はとこしえ十和田でうたう” / 草間彌生
建築も個性的で、個々の展示空間を「アートのための家」として独立させており、
それらをガラスの廊下でつないでいます。
無機質だけども躍動感と力強さのある建物。それでいて開放感があり、街に溶け込んでいる。
とても居心地のよい空間となっておりました。
そんな十和田市現代美術館で、私の気になった作品をご紹介!
1つめはこちら!
草間彌生さんの作品と同公園内にある、巨大お化け(左)と四角い建物のトイレ(右)。
“Ghost””Unknown Mass” / Inges idee
右のトイレの上に銀色のヌュルッっとしたもの。
これはなんだろう…とトイレに入ってみると、、、
お化けが男子便所を覗いている!
とてもチャーミングなこの子を感じながらのトイレは、「この子は女の子なのかなぁ」など、いろいろ妄想を膨らませたりして、楽しいトイレタイムになりました。
2つめはこちら!
遠目からみると、綺麗なシャンデリアのような見た目。
“Cause and Effect” / Do Ho Suh
(撮影NGのため、webより拝借いたしました。)
しかし、近づいて見てみると…
人が肩車をしている!
180色/数万体もの樹脂製人形が連なっているこの作品。
気づいた時、その迫力に圧倒されつつも、思わず笑ってしまったのですが、実は、生命の華やかさ・生と死・輪廻転生などをモチーフに作られている、とても意味深い作品です。
他にも、体験型のものや、人間とのサイズ感で楽しめるもの、えっそんなところにも!?みたいなアートなど、屋内外問わず、知的好奇心がワクワクするような作品がたくさんあり、子供も大人も楽しめる美術館でした。
青森に行く際は、ぜひプランに入れてはいかがでしょうか。
オススメです!