Journal
Art&Design Clip! 46
デザイナーの石見です。
会期ギリギリで横浜トリエンナーレに行ってきました!
トリエンナーレとは3年に一度のアートの祭典。
近頃は各地で○○トリエンナーレ、△△ビエンナーレが開催されていますが、
こちらはその走り。
今回のアーティスティック・ディレクターは森村泰昌さん。
テーマは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」
2つの序章と11話のストーリーからなる物語です。
…とはいえ、細かいストーリーをちゃんと追っていたわけではなく、
ただただ作品の中を漂流していましたが十分楽しかったです!
まずはメインの横浜美術館で出迎えてくれるのは…
ヴィム・デルボア『低床トレーラー』
繊細なレースのような装飾が施されたトレーラー。
しかし全体は錆びています。
栄枯盛衰のイメージでしょうか?
美術館を入るとさらにドドン!
マイケル・ランディ『アート・ビン』
大きすぎたので俯瞰から撮りました。
失敗作?や材料が大量に捨ててあり、本来なら美術館の表には出て来ない、
裏側に忘れ去られたものが堂々と置かれているのは何とも不思議です。
木村浩『言葉』
こういうLINEスタンプあれば売れそうですよね。(実は1983年作!)
福岡道雄『飛ばねばよかった』
後悔…?
Temporary Foundation『法と星座・Turn Coat / Turn Court』
赤い法廷の裏には緑のテニスコート。
そして監獄へと続きます。
色合いの対比が鮮やかで妙にポップに見えました。
そしてもう一つのメイン会場・新港ピアへ。
こちらでも色々展示はありましたが、入ってすぐのこちらが圧巻でした!
やなぎみわ『演劇公演「日輪の翼」のための移動舞台車』
この上でどんな演劇が行われるのか気になります…!
よく見ると側面もスパンコールなどで丁寧に装飾されていて美しい…☆
私は大学生だった第二回からなんだかんだ毎回行っていておそらく次回も行くと思います。
また三年後も楽しい作品に出会えますように…!