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Art&Design Clip! 34 大阪 初夏の陣
デザイナーの石見です。
いつのまにやらすっかり梅雨ですね。
先日の季節外れの暑さのおり、お休みに大阪に行ってきました。
大阪でも美術館、行ってきましたよー
中之島の国立国際美術館
地下へ降りていく美術館。
ミロの壁画とモビールがかっこいいです。
特別展
「ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉」展
巡回展でないのでここでしか見られません。
地下3Fの展示室へ。
特にビックリしたのはポスターに使われているこちら↑の写真…じゃないんです。
実は絵なんですヨ!
橋爪彩さんの『Chloris』という作品です。
橋爪さんの他の作品もものすごいリアリティでした。
女性が描かれているんですがトリミングだったりポーズで目が見えなくて、
匿名性が高まっているのが印象的でした。
他にも棚田康司さんの気持ち悪いけど目が離せない少年・少女像、
柄澤齊さんの繊細な小口版画など、これからチェックしていきたい作品・作家さんに出会えました。
企画展で唯一写真が撮れたのがこちら。
淀川テクニック『Let’s become garbage!(みんなでゴミになれる!)』
淀川で拾い集めたゴミで出来たカベです。
実は裏から顔を出せるようになっていて、自分もゴミの一部になる事が出来ます。笑
ゴミになるってどんな気分だろう…
地下2Fに上ると所蔵作品展もやっています。
金氏徹平『Model of Something』
森美術館でも見た金氏さんの作品。
作品越しに見る展示室も面白いです。
三木富雄『EAR』
大きい耳。シュール!
所蔵作品展は申請すれば写真OK(係員の方がとっても親切でした。)
広い空間で気持ちのよい展示が広がります。
桑山忠明『Untitled』
遠くから見るとただの白いキャンバス。
実は包帯のように細長く切られた和紙が巻かれています。
何枚も並んでいるんですが巻き方が1枚ずつ違っています。
シンプルですが妙に心に引っかかりました。
初めて行く美術館は作品もですが、空間自体にもワクワクします!
また大阪に行く時は立ち寄りたいですね〜